薬草として有名なトウキの高山形の種。花が終わった後の花序が沢山の実をつけていて重たそうでした。花序の色も様々で花の終わったばかりのものから時間がたったものまでありいろいろな色彩を見せていました。
果実は成熟するにつれ色が抜け白っぽくなってきます。実はセリ科の果実は二つの果実が合わさって一つに見えます。それで、果実を分果という表現が使われます。
セリ科の種でも見慣れてくるとその違いが見えてくるようになります。ミヤマトウキの葉は小葉の先が鋭くなっていることや光沢がある葉身や何といっても独特な強い香りを持っていることが他の種と区別できるポイントです。