栃木県の白河と甲子トンネルで接する福島県側の高原に観音沼公園という場所があります。「観音沼のほとりには、かつてかつて、東征の際に戦いに参加した人馬を弔うために坂上田村麻呂が建てたとされる、御蔵入三十三観音、十三番札所『嶽観音堂』があります。堂は、唐様式で方三間宝形造。流麗華麗な彫刻を見ることができます。」(会津物語より)。 秘境といわれた観音沼は古くから人との関わりをもっている場所でもあり森林公園として整備されているのですが最近まで未開で自然の豊かな場所です。機会があって観音沼森林公園を散策してみました。
観音沼は秋の紅葉が売りのようで沼を巡る管理道路は幅広く植栽された樹種も多く見られましたが、本来自生している樹木も混在していて見極めが難しいのですが一体となっていました。新型コロナの影響とシーズンオフということもあり全く人気がありませんでした。