湿地の植物の一つクサレダマも水際に見られます。しばしば群生するのですが、広い湿地に群生する姿ややがてアシ原に埋没しそうなクサレダマより生育する場所が限られているとはいえ池を背景にして少数の個体が生育する姿がいいですね。
里山のクサレダマはすでに花は咲かりを過ぎているのに観音沼はやや高地にあるのでしょう花は１月くらいの差があります。サクラソウ科の種で黄色い５枚の花弁を持つ花が円錐花序に咲きます。
湖を覗いてみるとイヌタヌキモが見られました。少し深いところに沈んでいて見にくいのですが捕虫網の付き方で判断しました。タヌキモの中では普通種とされますが、池などの止水域に見られるものの常にあるものではありません。