森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

プリムラ・オーリキュラ

2021年01月01日 | 自然観察日記
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。コロナ禍で困難な時間が続きますが植物とともに生活していると心が癒され明日への活力も沸いてきます。今年も自らの健康管理を兼ねて植物三昧の日々を過ごしていくつもりです。
昨年末に続き年明けのホワイトシーズンは富山県中央植物園の花々を取り上げていくことにします。

仰々しくケースに入れられて展示されていたオーリキュラです。調べてみると、「オーリキュラ(auricula)」は、ヨーロッパアルプスの高山の草原に生えるプリムラ・アウリクラやプリムラ・ヒルスタなどを交配して作られたもので産業革命とともに発展し数千の品種が作出された伝統をもち、英国らしい格式高い様式美を備えた花で現在でも愛好家が多く春には英国オーリキュラ協会の厳格な審査のものに銘品の展示会が各地で催されているとのことです。