テコフィライア・アキノクロクス

「アンデスの青い宝石」といわれる貴重な種です。以前はヒガンバナ科に分類されていたものですが今はテコフィライア科として独立しているそうです。

テコフィライア・アキノクロクスの花

目の覚めるようなコバルトブルーの花弁が特徴です。球根植物でかつて南米高地からヨーロッパに向けて大量に採集され送られたため多くの産地で絶滅し、今ではのちに発見されたチリの群生地が保護され残っているという話です。

キルタンサス・マッケーニ

南アフリカ原産の球根植物でヒガンバナ科の種だそうです。日本でなじみのヒガンバナとはかなり印象が異なります。

キルタンサス・マッケーニの花

実はネギ属（アリュウム）はかつてユリ科として扱われていたのですが、ＤＮＡを基にしたAPG植物分類体系ではヒガンバナ科に位置付けられています。このキルタンサスは私の印象ではこのネギ属に近い種ではないかと思った次第です。