アオイ科の花がもい一種ありました。花の時期がずれているのか伸び伸びと育っていないせいか花数が多くありません。垂れ下がった状態の花が特徴のようでここから「うなずき」という名前が来ているようです。花は全開することはなくこのような状態が盛りのときのようです。めしべの先端が顔を出していました。ハワイでは「眠れるハイビスカス」という異名もあるそうです。
つぼみは上向きでした。この性質は他のフヨウの仲間と共通しているようです。花の成熟度によって次第に垂れ下がるという変わった性質があります。メキシコからコロンビアあたりが原産でポリネーターはハチドリだそうです。ハチドリにとっては垂れ下がった方が吸蜜しやすい構造らしく共進化の例になるかもしれません。