ヒメマツムシソウ 2021年01月09日 | 自然観察日記 在来のマツムシソウと同属のヨーロッパの高地に見られる種のようです。かなり矮性でタカネマツムシソウに近いようです。ただ、かなり大きい花序ですからヒメというのは花序の大きさではなく草丈などの形質に当てはまるようです。
ヒメマツムシソウの花序 2021年01月09日 | 自然観察日記 全体としてはマツムシソウなのですが周辺の舌状花がかなり貧弱(花期が終わって花が委縮?)という印象と中心部の管状花と周辺の舌状花の差異が日本のマツムシソウに比べ小さいように思えました。色彩はほぼ同じです。
ヒメマツムシソウの葉 2021年01月09日 | 自然観察日記 葉の印象はかなり在来種に比べ異なります。花径につく葉は切れ込みははっきりしているのですがロゼット状態のものはほとんど切れ込みがありません。
ヒメマツムシソウの地下茎による増殖 2021年01月09日 | 自然観察日記 この花壇にヒメマツムシソウが地下茎で広がっている様子が展示されていました。在来の種もこのような増え方をすると思いますが、マツムシソウ属の性質を理解するには良い展示でした。