サワシバ 2021年05月02日 | 自然観察日記 西生寺コースの起点はお寺の下にある駐車場。そこは小さな沢の脇に作られていて、このコース唯一の水辺に近い環境になっています。その小沢をまたぐように対岸の斜面からサワシバ(シデ科)が花をつけていました。まだ葉が十分に展開しておらず雄花や雌花がまさに「四手(神社のしめ縄につける紙)」のように垂れ下がっていました。別名サワシデともいうのですが、普通近縁種は「シデ」と呼ばれるのになぜかこの種は「シバ」というのが一般的です。
サワシバの葉 2021年05月02日 | 自然観察日記 花がぶら下がる枝には葉は展開していませんが、基部から出ている枝には葉がかなり展開していました。紛らわしいクマシデとは異なり、葉の基部がくぼみハート形になっています。