スズメノエンドウ

アウトドアといえど新型コロナウィルス禍のもとでは遠出をすることができにくくなっています。３度目の緊急事態宣言が発出されていますから県をまたぐのはますますできません。ブログの話材を求めるのも少々手詰まり感が出てきました。しかし、宣言が出る前に出かけた場所がありますからそこで観たものや近間の散策で観たものを取り上げてしばらくは繋いでいきたいと思います。
特に珍しいものではないのですが、カラスノエンドウは不思議と目に付くのにスズメノエンドウはあまり気づきません。しかし、サクラの銘木を探しに行った折にスズメノエンドウが繁茂していた場所を通った時になぜか懐かしい気持ちで見てしまいました。

スズメノエンドウの花

花はマメ科の特有の蝶形花ですが小さく白い花です。草が茂っていると花があるのかないのか、埋もれているような雰囲気で気づかないときもあるのでしょうか。身近にありそうで馴染んでいない種です。

スズメノエンドウの葉

カスマグサやカラスノエンドウに似た種です。特にカスマグサに似ているとされますが、小葉の先端が決め手で切形になっているのがスズメノエンドウです。カスマグサの小葉は尖った形になっています。