ウリカエデ

新潟県内にはウリハダカエデはごく普通に自生していますがウリカエデは見られません。私の資料では唯一妙高高原での最終記録があるだけです。この個体は長野県で見たものですが、県境の尾根を越えると長野ばかりでなく群馬も福島でも見られるという分布をしている種です。

ウリカエデの花序

枝を引っ張って写した写真ですから素直な姿になっていません。短枝の先に穂状花序を出しています。

ウリカエデの花

ウリカエデは雌雄異株とされますが、最近ではそう簡単なものではないことが言われているようです。まず性転換をする性質があるようで若い個体とその後の個体では花の様子が異なるおです。今回はあまり詳しく調べていませんが、雄花が優勢だと思いましたから雄株かなという印象を持ったのですが、両性花も混ざっている可能性もありもっとよく調べてみる必要がありました。雄花や両性花が同株であることもあり異株のこともあrのだそうです。

ウリカエデの葉

葉もいろいろ変化しますがあまり切れ込みのない先端が尖った葉でざっくり細長い卵形をしています。