ツメクサに比べ花がしっかりしていてずっと品が高い感じ。高嶺の花ですね。八方池上部の岩場に見られました。大きくまとまって生育するという生態はなく岩場に点々と生育しています。名前の通り葉はかなり細く糸状です。
花をアップで見るとなかなか素敵な花です。沢山咲いている株はまるで星が散りばめられたようです。
概して高山など厳しい環境に生育する種は相対的に生殖器官が大き目で次世代の子孫のを残すことにより大きなエネルギーを使っていて、環境に恵まれた場所で生活する種は栄養成長にのほうにエネルギーを使っているように見えます。
概して高山など厳しい環境に生育する種は相対的に生殖器官が大き目で次世代の子孫のを残すことにより大きなエネルギーを使っていて、環境に恵まれた場所で生活する種は栄養成長にのほうにエネルギーを使っているように見えます。
八方池近くのガレ場にはナデシコ科のミミナグサ属やハコベ属の小さな種が岩の間に生育していました。庭に生えるいわゆる雑草の高山種たち。常日頃スルーしてしまいがちな種ですから花があっても的確に種を特定できません。写真を撮って調べるしかないですね。
これはクモマミミナグサ。家では雑草、ここでは高山植物。切り取られた一枚の写真ではどちらかわかりません。北アルプスに生育する決して多い種ではないのです。
これはクモマミミナグサ。家では雑草、ここでは高山植物。切り取られた一枚の写真ではどちらかわかりません。北アルプスに生育する決して多い種ではないのです。