チョウジソウはキョウチクトウ科の多年草草本です。キョウチクトウ科の種は日本では少なく珍しいものです。かつては日本全国のやや湿った草原に見られたそうですが今は激減しています。うす紫色の花が初夏の風情にあってすがすがしい感じがします。
葉は細長い披針形で互生します。有毒植物だそうで全草にアルカロイドを含むとか。後日談があって果実の頃の写真をと再び出向いたところすでに無く見事に刈り払われていました。頻繁に刈り払う場所でもないと思っていましたが、今年はこの場所を何かに利用とする計画でもあるのでしょうか。絶滅危惧種でもありますから何とか保護することを考えなければンりません。
先日ムヨウランを取り上げましたが、長岡の三島の知人がホクリクムヨウランの話をしてくれました。家の近くのムヨウランと何がどう違うのか?大いに興味を抱いて教えていただいた自生地に手書きの地図を頼りに行きました。道に迷いながらも森の様子を観ながら検討をつけて見事発見しました。かなり広がりがあるようですが、20m四方にはおよそ40株から50株はありそうななかなかの個体群です。
花はやや紫色をした花であまり開ききらない花という話でしたが確かにこの写真の花の開き方くらいが最大のようです。しかし、ムヨウランの方も極端に差はないようです。花の色が異なるというのが最も明確な差のようです。
その後、知人に話をしていくつかの情報を得ました。
①新潟に自生しているのはすべてホクリクムヨウランと考えられること
②花の色は変異幅があり、黄色から濃紫色までさまざまであること
③両種の差を認めずムヨウランにひとくくりにする専門家がいること
(花を調べた人がいて区別した方が良いとする考えを持つ人もいました)
私の知人は両種を分ける派の人ですから、
従って、21日に載せたムヨウランはホクリクムヨウランである可能性が高いと考えるようになっています。
ここまで専門的になってくると私には消化できません。外部形質の観察だけではどうしても限界があるようです。
DNAの分析をしてようやく結論が出てくる世界です。
①新潟に自生しているのはすべてホクリクムヨウランと考えられること
②花の色は変異幅があり、黄色から濃紫色までさまざまであること
③両種の差を認めずムヨウランにひとくくりにする専門家がいること
(花を調べた人がいて区別した方が良いとする考えを持つ人もいました)
私の知人は両種を分ける派の人ですから、
従って、21日に載せたムヨウランはホクリクムヨウランである可能性が高いと考えるようになっています。
ここまで専門的になってくると私には消化できません。外部形質の観察だけではどうしても限界があるようです。
DNAの分析をしてようやく結論が出てくる世界です。