日本列島が揺れた。 東北沖にマグニチュード8.8という観測史上最大の地震がきょうの午後に起きたのだ。 そのため、大津波が太平洋側に起き、次々甚大な被害が広がっている。
その頃たまたま、川崎から静岡に車で向かっていて、6時ごろ春野町についたばかりだった。 その数時間前、われわれが走っていた東名高速道路がテレビ報道によれば通行止めになっていた。 危うく、足止めになってしまうところだった。
川崎に住む娘に連絡したら、余震が何回かあり、しばらく停電が続いているという。
町内にある新宮池の石像、寛政年間(1790年代)に奉納された「役の行者」のひびは、地震のせいではないが、この自然災害といい、不安定な社会といい、崩壊していく世相をいかに思っているのだろうか。