毎日、原発の爆発危険性が報道されているが、今までの原発拡大に慣らされてしまったわれわれの日常生活のありかたも問われていると思う。
9部屋ある90歳のわがボロ家は15アンペアだ。 炬燵や乾燥機を使っているときなどに電子レンジを使うと、停電してしまう。 レンジを使うときはダッシュして炬燵のスウィッチをオフにする。 電気の配線がない部屋もあるので、懐中電灯が必要になる。
トイレは蛸足配線で5Wのミニミニ電灯しかない。 トイレでは本や新聞は読めない。
台所は、18Wらしい蛍光灯が2台あるが、とても活字を読む気にはならない。しかも、1台は裸のままだ。
風呂場は、脱衣場にしか10Wの電灯しかない。 かように、赤貧の「電化生活」をしているので、どうしても、昼間は太陽の下がいいのであーる。 暗いことで家のゴミが見えないこともあり、掃除の回数を減らす効果?もある。
原発に頼る生活から脱皮できないものか、とときどき考える。 宇宙から見た日本列島の明るさは世界でも異常な明るさだ。 余分な電力はなくしたいものだ。