焼きのりやお菓子に入っている石灰の乾燥剤がずいぶん溜まってきたので、畑に撒く土壌改良剤にしようと袋を開ける。ついでに、どんな企業が乾燥剤を作っているのかを調べてみた。<( )内は、商品名・所在地>
1)坂本石灰工業所(キングドライ、熊本) 32袋 2)黒沢石灰工業(シケナイ、群馬) 20袋 3)大江化学工業(ライム、大阪) 10袋 4)筑後物産(スーパードライ、福岡) 9袋 、 マルアカ(岐阜) 9袋 6)矢橋工業(ネオドライヤー、岐阜) 5袋 7)ミナミガタ商事(岐阜) 3袋 8)旭乾燥剤(大田区) 2袋 9)博洋(ドライパック、広島) 、紀祐産業(ハイドライ、兵庫) 、鳥繁産業(ドライカル、大分) 、イトー産業(テオドライ、千葉) , 各1袋
2年くらい溜めておいた石灰乾燥剤は合計すると94個もあり、販売会社は13社だった。そのうち、岐阜県の事業所が4社もあり、三分の一近くもあるのがわかる。一番多かった「坂本石灰」は、日本で初めて石灰乾燥剤を商品化したことで有名。いまだに一日2百万袋を生産しており、日本のトップクラスを保持している。やっぱりわが家と一致していた。
岐阜が生産量ピカイチなのは、大垣市内に「金生山」という石灰岩でできている山の存在がある。したがて、岐阜の殆んどの生産会社がこの地区に集中しているという。(県別生産量では、生石灰は2位、消石灰は1位)