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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

石を穿つスミレのように

2011-03-22 19:50:00 | 植物

 畑の隣の路上にやっと「スミレ」が咲いた。 花の紫色は薄いが日本産のスミレだ。 シンプルな名前だ。 コンクリートのすきまにわが身を置くことでほかの植物の追随を許さぬ生存戦略に感心するばかりだ。

                           

 3月上旬に川崎にいったとき、石垣のスキマに咲くスミレを発見。 「タチツボスミレ」だと思われるが、ここでも見事にいのちを精一杯謳歌している。 可憐なスミレだが、芯は強い。

 春野町は「スミレ」をまちおこしのアイテムにしている。 毎年、宝塚にスミレを植えに行っている。 ちなみに、わが娘の前職場が宝塚の裏方だ。 トップスターと会話できるのを楽しみにしていた。 つながりがこんなところにもあるんだなー。 

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毎日が畝づくりに追われる

2011-03-21 18:34:33 | 農作業・野菜

 きょうは久しぶりに雨だったので、久しぶりにゆっくりできた。 というのも、ここ大震災とともに、天気だけはよかったので畝づくりに終始した。 和宮様が参戦してくれたので、畝を少し広げながらの作業だ。 毎日一つ弱の小さな畝ができていくペースだ。 ひとり農業をやっていたときの3~4倍の効率だ。 あおられながらもいい汗をかく。 寒風が少しずつ和らいでいく。

                             

 それでも、雑草の山は増すばかり。 いのちのパワーは、かくも偉大である。 

 震災の避難所で活躍している所は、みんなが動いている。 このチームワークが非常時でもものをいう。 したたかに生きる雑草のように。 

  わが道草山のシュンランが咲き始めた。 冬越えしただけに凛としているんだ。 スゲー。 こうべをたれて合掌。 

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【PRAY FOR JAPAN】海外からの東北沖地震復興支援画像まとめてみた

2011-03-20 20:54:42 | アート・文化

【PRAY FOR JAPAN】海外からの東北沖地震復興支援画像まとめてみた

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きょうはスーパームーンの日

2011-03-20 19:06:18 | できごと・事件

 昨夜、余震が続く娘から連絡があって、「きょうはスーパームーンの日だよ。」と元気な連絡があった。

 あわててすぐ外に飛び出してデジカメで月を撮ってみたが、うまくいかない。 朧月のようにも思える。 19年ぶりだという「スーパームーン」は、月と地球が最接近する日なのだそうだ。 したがって、そのぶん、月の大きさや明るさがふだんより顕著だということだ。 きょうの午前4時ごろが一番いいらしいが、とても起きる勇気がない。 とりあえず、昨夜の月を撮ってみる。

 スーパームーンの前後は災害があるという学者もいるらしいが、NASAは否定している。 霊能者に言わせるとこの日はパワーがみなぎる日なのだそうだ。 どういうパワーなのかは実感がない。 むしろ、農作業に追われて腹がえらく減り、疲れた日中だった。 

  「キタテハ」が畑を周遊していた。 すでに春を謳歌しているに違いない。 じっとしていないのはまるで子どもみたいだ。 夕方から小雨になったので畝づくりを急ぎ、まずは草取りを終了。 

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燻製にアマゴご飯でゴメン

2011-03-19 20:29:59 | 野外活動

 突然、マロンさんが燻製をしたいということになった。 マロンさん所有の燻製器がわが家にあるので庭でイノシシ肉・ササミ・ベーコンなどを4時間ほどかけて燻すことになった。

 燻製ができるまで時間があるので、アマゴの炊込みご飯もつくってみた。 畑の白菜を入れた味噌汁つきで。

 

                        

 アマゴ炊込みご飯は、全員お代わりを連発しそうな気配だったが、さいわい人数分しかなかったのでなんとか喧嘩はおきなかった。 さすが民度の高い日本人である。

 腕をふるった和宮様に感謝でーす。アマゴの甘露煮を使うとほぐすのが簡単だということと、旨味もバッチリということで、4月のコンサートでも採用する予定だ。

 天気は秋のような紺碧の空だったが、風がえらく強く、皿が飛んだり、屋根の樋もはずれてしまった。 燻製はどれも煙の独特な味で大成功。 やみつきになりそうだ。 

 青空の下、ボランティア仲間の6人がムラサキイモの焼き芋、畑のナズナ(つまりペンペン草)の和え物、焼いたサンマ・イカ、シカ肉の焼肉等にもコーヒーとコラボしていただいた。   またもや、たらふくの贅沢三昧。 時勢がら、この幸せを東北関東大震災に反映させようと、まずはコンサートで義援金を集めようという話が出た。 罪滅ぼしですね!? 

 

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寒風と青空に切干大根

2011-03-18 19:34:52 | 食彩・山菜・きのこ

 となりの師匠からまたまた大量の大根をいただいた。 和宮様はさっそくそれで切干大根づくりをそそくさと作業へ。 このところ天気がいいので大根もほどよく乾いてきている。 ときどき強風が吹いて大根を巻き上げてしまうのに注意が必要だ。

 青空と寒風に似合う風景だ。 これだけのスペースは都会では確保できない。 この切干大根で松前漬けにするとチョーうまいのだ。

 原発の見直しが検討されてきたが、今さらだ。 反原発運動への押さえ込み・切り崩しといい、原発の安全CMへの異常なまでの宣伝といい、マスコミもあまり報道しなくなって久しい。 

 やはり、自然エネルギーの多様な活用をもっと検討すべきだった。 日本は地熱発電をはじめ、先進的な成果があったにもかかわらず、効率中心主義に走ってしまった。 これを機会に、エネルギーの長期的な国家戦略を練り直すときが来た。 

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夜の徘徊者第1号

2011-03-17 18:45:34 | 生き物

 ふだんは自然災害の標的になるような所に住むわれわれは、余震と買占めにおびえる関東の娘たちに今は「ノーテンキ」だと笑われている。 今のところそれほどに、地震災害の影響は少ない。

 そんな日々にわが家にいよいよお邪魔虫が登場となった。 尻尾が2本が特徴の「カワゲラ」だ。

 最近はムカデがめっきり出なくなり、部屋を徘徊する虫が少なくなった。 しかし、これからの季節は彼らの出番である。 

 カゲロウが忙しく歩き回るので、危うく踏みそうになる。 カゲロウがいるということは、近くの川の水がきれいであるということだ。 その水を飲料水としているわが集落である。 放射能はさすがないはずだ。

 

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電力を抑えよう

2011-03-16 20:58:54 | 風景

 毎日、原発の爆発危険性が報道されているが、今までの原発拡大に慣らされてしまったわれわれの日常生活のありかたも問われていると思う。

 9部屋ある90歳のわがボロ家は15アンペアだ。 炬燵や乾燥機を使っているときなどに電子レンジを使うと、停電してしまう。 レンジを使うときはダッシュして炬燵のスウィッチをオフにする。 電気の配線がない部屋もあるので、懐中電灯が必要になる。

 トイレは蛸足配線で5Wのミニミニ電灯しかない。 トイレでは本や新聞は読めない。

             

 台所は、18Wらしい蛍光灯が2台あるが、とても活字を読む気にはならない。しかも、1台は裸のままだ。

                               

 風呂場は、脱衣場にしか10Wの電灯しかない。 かように、赤貧の「電化生活」をしているので、どうしても、昼間は太陽の下がいいのであーる。 暗いことで家のゴミが見えないこともあり、掃除の回数を減らす効果?もある。

 原発に頼る生活から脱皮できないものか、とときどき考える。 宇宙から見た日本列島の明るさは世界でも異常な明るさだ。 余分な電力はなくしたいものだ。

                

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石の収穫も貴重なのだ

2011-03-15 19:23:43 | 農作業・野菜

 以前は畑から出てくる石を見るとため息が出たものだが、今は違う。 ジャガイモを収穫するかのように石を収穫するのだ。 画像に見えるとおり、1mはばの道を作っていて、防草シートの上にこの石を撒くのだ。 そこにやや色つきの購入した石(砂利)を撒いて、雑草の生えない道ができるというわけだ。

 昨年完成した道には雑草が生えていない。 じつに長期的ではあるが、石ころだらけの畑の負の条件をプラスにしているというわけだ。 石が大量に欲しい。

 これは換言すれば、今の日本の非常事態を見据えて、いかにこれからの生活スタイルを変えていくかが問われていると思う。 マスコミや芸能人の果たす役割、方向性の提示が大きい。 負の条件をいかにプラスにしていくか、わが娘は電気をできるだけ使わない生活を始めた。 これも結果的には身近な一つの支援につながる。

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やっと農作業へもどる

2011-03-14 19:07:22 | 農作業・野菜

 このところ、川崎と春野町のいくどかの往復があったり、いくつかのイベントがあったり、なかなか畑仕事ができなかったが、やっと落ち着いて農作業ができた一日だった。

 一人だと一日かかる裏の畝づくりも、冬眠からでてきた和宮様のおかげで、半日で完了することができた。  雑草と共存しているフキノトウが今年はできがよろしい。 昨年より大量に収穫できたのがなにより。 数えてみたら、130個はあった。

                                              

 東日本の「計画停電」の混乱のさなか、こうしたなにげない作業が貴重だ。 

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