久しぶりに福岡へ行った。
佐賀では上映されない(どうしても見たかった)映画を見るためである。
何を見たかは、後日レビューを書くので、そちらで確認してもらうとして、
少し早めに着いたので、アクロス山に登ることにした。
調べてみると、前回、アクロス山に登ったのは2017年10月8日であった。
間に2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大もあったので、
実に5年4ヶ月ぶりのアクロス山である。
しばらく見ない間に、天神地区は、変貌を遂げようとしていた。
見慣れたビルが消え、あちこちで工事が行われていた。
あまり関心ないけど。(笑)
今日は、東側登山口から出発。
ゆっくり登って行く。
階段には、小石がびっしり埋め込まれていて、
自然を意識した登山道となっている。
「アクロス山へようこそ」
「アクロス山」というのは俗称で、
正式名称は、アクロス福岡の屋上緑化施設「ステップガーデン」。
この「ステップガーデン」は、
天神中央公園の緑が最上階まで連続して見えるように、
混植大刈込手法が採用されている。
植栽は各階のルーフ植込みと一段低い位置に張り出したミニプランターから構成され、
大刈込みを全体におこない、一体化させている。
屋上緑化面積は2階部分から14階部分までで約5,400㎡。
建築当初は、全体で76種、37,000本を植栽したが、
その後、補植したり野鳥等によって運ばれた樹種が増え、
現在では200種類、50,000本程になっている。
2015年、CNN.comの「世界で最も美しい10のスカイガーデン」に選ばれている。
紅梅が咲いている。
いいね~
緑のトンネルを登って行く。
アクロス山には、人工の“滝”もある。
久しぶりに来たアクロス山には、
何かオブジェのような人工物が増えていて、(意識してそれらは撮らずにいたのだが)
「?」と思っていたのだが、
どうやら、2022年11月18日(金)から2023年2月19日(日)の間、
「福岡イルミナージュ」という催しが行なわれているらしい。
自然を楽しみにきた者にとっては、なんだか興ざめ。
階段も電飾されるようだ。
こんな風に。
気を取り直して、再び、ゆっくり登って行く。
こんな風に切り取ると、
本当に自然の中にいるようだ。
また赤い花が見えてきた。
紅梅だ。
ここを登った先に、
ユキヤナギがポツンと咲いていた。
標高を上げていく。
なるべく自然に目を向けるが、
人工物も目に飛び込んでくる。
これは仕方がない。
またまた赤い花が……
〈紅梅が多いな~〉
と思っていたら、
白梅も咲いていた。
いいね~
木々の間から街並みをパチリ。
ここにも紅梅が……
何度逢えても嬉しい。
かなり上がってきた。
やはり“緑”は至福。
もうすぐ山頂。
山頂直下に到着。
山頂に立てるのは、
土、日、祝日のみで、
10:00から16:00の間だけ。
今日は平日なので、山登りはここまで。
眺めを楽しみ、
下山開始。
ゆっくり下って行く。
白梅が美しい。
アセビの花も開花準備を整えていた。
西口登山口に到着。
約30分の山歩きだった。
今日も多くの生命と逢うことができた。
アクロス山、また来るよ~