製造上問題があるとして廃棄を依頼した食品が何故か横流しされた事件。日に日に品目が増えているが、チキンメディアはココイチとダミー会社(?)の名を連呼するばかりで黒い本丸・産廃業者には触れたがらない。何故か、ヒントは車谷長吉氏の出世作となった私小説『赤目四十八瀧心中未遂』にあるような気がする。
主人公はクーラーもないアパートの一室で大量のモツ串を黙々と作り癖のある男に渡すという単調な日々を送る。安居酒屋で出されるモツ焼きにかぶりつき腹を満たす低賃金労働者たち(おそらく病死した動物を捌いて裏で流通させたと推測)。社会の底辺でしぶとく生きるには「知らぬふりをする」ことが重要なのだと読者は気付かされる。今回の事件の背後には8(◆)の臭いがする。ネット掲示板では業者の代表の名前が左右対称だと早速ネタにされていた。小説のテーマとは逆に「膿みを徹底的に出す時が来た」のではないだろうか。

にほんブログ村
主人公はクーラーもないアパートの一室で大量のモツ串を黙々と作り癖のある男に渡すという単調な日々を送る。安居酒屋で出されるモツ焼きにかぶりつき腹を満たす低賃金労働者たち(おそらく病死した動物を捌いて裏で流通させたと推測)。社会の底辺でしぶとく生きるには「知らぬふりをする」ことが重要なのだと読者は気付かされる。今回の事件の背後には8(◆)の臭いがする。ネット掲示板では業者の代表の名前が左右対称だと早速ネタにされていた。小説のテーマとは逆に「膿みを徹底的に出す時が来た」のではないだろうか。

にほんブログ村