本日。
久しぶりに大雨です。昨日からなんだかんだで降り続けています。
ありがたいことです。
昨日質問が寄せられました。
とても興味深い質問だったので、今日のブログにします。
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【質問】
竹内さんが、ポット育苗での用土、補い、水やり、それから定植タ
イミング等、どのように判断してやっておられるのかお聞かせ願え
ればと思います。
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【応答】
僕が個人的に育苗で「何を大切にしているのか」、目的と。
そのための手段、「自然育苗」をご紹介しますね。
まずはっきりさせておく必要があるのが、畑と苗のバランスです。
例えば、ハウス栽培をする場合、ハウス用の苗が必要です。
ハウスで求められるのは、耐病性や秀品率です。目的は出荷です。
そこで、病気やウイルスに強い品種をさらに強くするために、接ぎ木をします。
そして、農薬・化学肥料で栽培するので、苗を大きめ育てます。
それに対して、うちは耕さない草の生えた畑に植え、肥料もほとんど与えられず、
野菜の旬の栽培を尊重し、美味しい野菜を自然に育てることが目的です。
①そこで、市販の苗ではうまく育たないため、
まず自家採種した優良品種や、自然農法の品種などを選びます。
②耕していない畑なので、育苗する土も肥料分が少なく、ふわふわの土は使いません。(市販の土と畑の土やクン炭を混ぜて使います。)
③野菜が自分の根をしっかり張れるように、水は少なめで、なるべく低い温度でゆっくり育苗します。
④野菜の育苗期間を少なめにし、なるべく若い苗(小苗)で定植します。
⑤定植は、畑の地温を考えて、あまり早く植えず、平均温度や最低温度を確認しながら、天然の草木の状態を見ながら植えます。
つまり、苗で完成にせず、畑に行ってから十分に大きくなれるように、少々厳しく育ててあげます。
そして、畑の方が十分地温が暖かくなってから、若い小さな苗を植えます。
うちは早く植えて、早く出荷するタイプではなく、
ゆっくり植えて、じっくり畑の土育てて、長期間収穫できる健康な野菜を育てることが目的なので、市販の苗とはコンセプトが違います。
ちなにみ、キュウリを5月中旬(小麦の出穂頃)植え、10月の霜が降りる頃まで収穫できます。
●近所で取りに来れる方に、少量自然苗の販売もしております。【販売期間5月18日~6月上旬数に限りがございます。】
参考種類:トマト・ナス・ピーマン・キュウリ・ズッキーニ・カボチャ・オクラ・スイートコーン・メロン・スイカ・ゴーヤなど
●お知らせ●
いよいよあと2日。
今週末です。ドキドキ
毎年恒例の自然栽培(自然農・自然農法)
公開講座『無農薬栽培の基本を学び、活かす方法』を今度
長野県安曇野市三郷温にある環境改善センターで行います。
合わせて「Azumino 自給農スクール」の説明会も行います。
◆公開講座『無農薬栽培の基本を学び、活かす方法』◆(無料)
日時5月9日(土)13:30~16:00(13:00開場)
内容:無農薬栽培の基本講座13:30~15:00
質疑応答15:00~16:00
日ごろ感じている無農薬栽培の疑問など、ご質問ください。
参加費:無料
場所:三郷農村環境改善センター2階営農部会室(松本ICから車で30分)
http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/8961ecc55e5dd33b4a8ddad9478eafb1/
予約不要
主催:自給自足Life 0263-77-1009
講師:竹内孝功(自給自足Life代表)無農薬自給菜園研究家
久しぶりに大雨です。昨日からなんだかんだで降り続けています。
ありがたいことです。
昨日質問が寄せられました。
とても興味深い質問だったので、今日のブログにします。
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【質問】
竹内さんが、ポット育苗での用土、補い、水やり、それから定植タ
イミング等、どのように判断してやっておられるのかお聞かせ願え
ればと思います。
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【応答】
僕が個人的に育苗で「何を大切にしているのか」、目的と。
そのための手段、「自然育苗」をご紹介しますね。
まずはっきりさせておく必要があるのが、畑と苗のバランスです。
例えば、ハウス栽培をする場合、ハウス用の苗が必要です。
ハウスで求められるのは、耐病性や秀品率です。目的は出荷です。
そこで、病気やウイルスに強い品種をさらに強くするために、接ぎ木をします。
そして、農薬・化学肥料で栽培するので、苗を大きめ育てます。
それに対して、うちは耕さない草の生えた畑に植え、肥料もほとんど与えられず、
野菜の旬の栽培を尊重し、美味しい野菜を自然に育てることが目的です。
①そこで、市販の苗ではうまく育たないため、
まず自家採種した優良品種や、自然農法の品種などを選びます。
②耕していない畑なので、育苗する土も肥料分が少なく、ふわふわの土は使いません。(市販の土と畑の土やクン炭を混ぜて使います。)
③野菜が自分の根をしっかり張れるように、水は少なめで、なるべく低い温度でゆっくり育苗します。
④野菜の育苗期間を少なめにし、なるべく若い苗(小苗)で定植します。
⑤定植は、畑の地温を考えて、あまり早く植えず、平均温度や最低温度を確認しながら、天然の草木の状態を見ながら植えます。
つまり、苗で完成にせず、畑に行ってから十分に大きくなれるように、少々厳しく育ててあげます。
そして、畑の方が十分地温が暖かくなってから、若い小さな苗を植えます。
うちは早く植えて、早く出荷するタイプではなく、
ゆっくり植えて、じっくり畑の土育てて、長期間収穫できる健康な野菜を育てることが目的なので、市販の苗とはコンセプトが違います。
ちなにみ、キュウリを5月中旬(小麦の出穂頃)植え、10月の霜が降りる頃まで収穫できます。
●近所で取りに来れる方に、少量自然苗の販売もしております。【販売期間5月18日~6月上旬数に限りがございます。】
参考種類:トマト・ナス・ピーマン・キュウリ・ズッキーニ・カボチャ・オクラ・スイートコーン・メロン・スイカ・ゴーヤなど
●お知らせ●
いよいよあと2日。
今週末です。ドキドキ
毎年恒例の自然栽培(自然農・自然農法)
公開講座『無農薬栽培の基本を学び、活かす方法』を今度
長野県安曇野市三郷温にある環境改善センターで行います。
合わせて「Azumino 自給農スクール」の説明会も行います。
◆公開講座『無農薬栽培の基本を学び、活かす方法』◆(無料)
日時5月9日(土)13:30~16:00(13:00開場)
内容:無農薬栽培の基本講座13:30~15:00
質疑応答15:00~16:00
日ごろ感じている無農薬栽培の疑問など、ご質問ください。
参加費:無料
場所:三郷農村環境改善センター2階営農部会室(松本ICから車で30分)
http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/8961ecc55e5dd33b4a8ddad9478eafb1/
予約不要
主催:自給自足Life 0263-77-1009
講師:竹内孝功(自給自足Life代表)無農薬自給菜園研究家