覚醒したのかー。

5月5日の子供の日は、鯉のぼりにも菖蒲湯にも目をくれず、モトクロスランド多度へ。

「昨日よりも滑るけど、同じように走れば転ばないぞ」とだけ言い、コースへ送り込んだ。
すると・・・。

スゲェ！！
見違えるような走り！！！


実際、正吉君は珍しく、昼過ぎまで転ばなかった。

ん？　これは絶対にコッチ見てるよ（笑）。カメラ目線だ。


「あ、お父さんだ」てなトコか。

コーナーを自信もって走れるようになったせいか、ストレートでも結構開けれていて、先週までとは別人のような走り。
たまたまこの日は、チョイ前の正吉君くらいのレベルの子が数人来ていて、抜く喜びも味わえたみたい。
残念ながら、先週のレースで勝てなかった子はさらにレベルアップしていて、そこそこ戦えるようにはなったんだけど、やっぱり抜かれてしまった。次はストレートでキッチリ開けてブレーキングという事を覚えなければね。

同世代のキッズの状況を聞くと、毎週日曜日は必ず練習してるとか、ヘタすリャ土日は欠かさず走ってるとか。
正吉君のような隔週練習では、やっぱ上達しない。

あくまで持論だのだが、正吉君くらいの子供にとってモトクロスというのは、親に与えられた物でしかないわけだ。
もしかすると、今後出会うであろう野球やサッカーの方が、モトクロスよりも楽しいと感じるかもしれない。

俺が自分を最も誇りにしている部分、それは「幅が広く、何でもできること」である。（これには色々とツッコミが入るかもしれないが、スルーして下さいｗ）
文学・理数・芸術・スポーツ、どれもそれなりにこなすし、社会・経済なんかにも割と詳しい。芸能・サブカル・デジタル・アナログ・・・どれもそこそこの知識や技能がある。
料理・洗濯・掃除などの家事だって嫁さんよりはレベルが高いつもりだし、金勘定も得意。
もちろん苦手な物もあるが、まあそれも常人レベルだと思う。

とにかく今悩んでいるのは、正吉君の練習時間をどれくらい取るかという事。
立派に働いている社会人が週末の楽しみとして毎週バイクに乗るとか、トップライダーを目指す人間が全てをバイクに捧げるというのとは、違うと思うのだ。

正吉君が負けリャ、俺も悔しい。
もっと練習させてやらなきゃ、正吉君がかわいそうだ。でも、モトクロス漬けにはしたくない。

効率的な練習方法を模索中。