「家族運は…カワイソウだけど、友達運にはとても恵まれている」
と台湾で占い師に言われた私。
確かにその通りで、ステキな友人に恵まれたから大きく道を踏み外すことなく大人になる事ができました。
そんな友人の中でも特に大切な親友がヨッシー。
中国に留学中は一緒に住んでいました。
“友達以上、恋人未満” とでも言いましょうか?いや、恋人以上かな?
とにかくこれからもずっとずーっとヨッシーと二人で暮らしたい!と思えるほどの、最高の友達です。
=トウモロコシモゲンキイロ=
だから、別れの時は本当に辛かったです。
ワタシは国家試験が9月下旬にあったのでそれを受験してから帰国する予定でしたが、ヨッシーはビザの関係で7月中旬に帰国する事になっていました。
本当に本当に別れるのがイヤだったけど、二人でいる間は今まで通り楽しく過ごしたかったので、「記念に○○をしよう!」という様な事はせずに、別れる直前まで通常通りの生活をしていました。
そして別れの時。
「別れの挨拶なんてしないから。」とヨッシー
「私もそんなのはイヤ」とワタシ。
「じゃあ、いつも出かけるみたいに出て行くからね」
「わかった。」
お互いの帰国後の連絡先だけを交換し、「じゃあ行くね」と出て行くヨッシーを玄関で「バイバイ」と笑顔で見送りました。
タクシーで去って行く彼女を部屋の窓から見送った後、こらえていた涙が溢れ出してきて暫く泣きました。
「こんな広い家の中で一人受験勉強をしろと?」
「勉強がイヤになった時に(←いつも)いっしょに遊べないんだ。 話をする事もできないんだ。」
「となりのお風呂屋さんの若い従業員に覗かれた時に二人で笑いをこらえながら気付かないふりをする事もできないんだ。今度からは一人芝居か…(←やりました)」
あの夏は本当に辛かったです。試験勉強よりも、ヨッシーのいない生活の方が辛かった。
いつまでもくよくよしていても仕方ないので1週間後くらいからは気持ちを無理やり切り替えましたけど。
初めて現地で過ごした夏(夏休みは帰国していた)で、エアコン無しで連日35度と言うのも夏が苦手な私には辛く、すっかり夏バテしました。
今までで一番大変な夏だったかも。
半年ほど前に、ヨッシーと同じ様にとてもステキで大切に思える方と出会ったのですが、先日この方が遠くに行ってしまうことを知りました。
悲しいです。
今までに何度も何度も経験してきた別れですが、こればっかりは何度経験しても慣れませんね。
小さな小さな繋がりでいいので、つながっていたいな。