よく噛む事は大事です。
それだけで養生になるくらい大事。
カウンセリング等で私がお粥をオススメして、多く帰ってくる反応が、「きっとお昼ご飯までにお腹が空きます。」です。
その場合は、油を使ったおかずを一緒に摂る事を提案しています。
ナッツを食べたり、良質のオイルをひと垂らししたり。
自分がお粥を作る時は、たまに後から冷やご飯を足したりします。
腹持ちがしないと心配の方にも提案する方法のひとつですが、それ以上に良いことがあります。
後から足したご飯は比較的しっかりと粒が残るので、たまーに当たる粒のために全体をよく噛むようになるのです。
面白い。
お粥でも噛んだ方が良いとわかっていて噛んでいるつもりだったけど、全然足りていないことがよくわかります。
これはポタージュやペーストを作るときにも時々使う手ですが、わざと塊を残しておくのは、よく噛むためにとても良いなと思っています。
噛んだときに広がるフレッシュな味もアクセントになって、よく噛んで食べるのが楽しくなります。
「時は金なり」
の時間が必要ではありますが、お金もかからず手軽に出来る養生法です。
健康でいたい人はぜひ実践してみてください。