めざせ中医学的健康生活

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苦味いろいろ

2011-05-01 | 薬膳&食療(その他)
今年は初めて蕗を買いました。

今までに食べたのは数回だけ。それもごちそうになったり、山で取ってきたものをいただいたりしただけで、自分で買った事はありませんでした。

大きさといいごわごわとした厚さといい立派な葉に驚きつつも、先ずは茎から下茹でして皮をぴーっと剥いて(これ、気持ちいいです!)水にさらしてほっと一休み。

透明感のある淡いきみどり色の茎がガラス棒の様でずっと眺めていたいところですが、横では沢山の葉っぱが水に浸かって元気を取り戻して更にかさを増やしています。

うーん

どうしたもんだか…


実は、今から5年以上前に初めて蕗を調理した時に葉を佃煮にしたのですが、あまりの苦さに一口も食べれずじまいだったのです。

「あれは灰汁抜きが不十分だったからなのかなぁ?」

とも思いましたが、苦みにも好みが色々とあるから私には合わない苦みなのかも…

と弱気に。

私はタンポポの葉の苦みは美味しく食べれますが、大黒柱サンは無理(もっとも、彼の場合は味よりも雑草と言う事が精神的に受け付けられないように思いますが)

逆に、大黒柱サンが美味しいと思う苦み(ゴーヤ)は私はダメ。

そしてルッコラの苦みは2人ともダメ。


(苦みは食材の持つ特性で、熱を泄する効果があります。よって清熱薬は苦味のものが多いのです。)



捨ててしまおうかな

とも思いましたが、せっかくエコファーマーから買ったものなので、佃煮に再チャレンジすることにしました。

今回は下茹でしてから水に半日さらしておきました。

で、結果は…


に、にが~い!

やっぱりダメ~


後から調べたら、水にさらす時は沢山の水でさらさないと灰汁抜きの効果が落ちるとのこと。

言われてみれば、水はたっぷりではなかったです。


うーん。

今からもう一度水にさらせば灰汁抜きできるのだろうか?



台所実験隊としてはやりたいところですが、時間と気力が追いつきません。

でも…



こうやって悩んでるくらいなら半分だけでもやってみようかな。


今日は残業(皆が寝静まった後のワックスがけ)で疲れたので続きはまた明日にします。
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