めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

乙でもSでも

2012-09-23 | Weblog
先日大黒柱サンとの会話していた時のことです。


ふと大腸の事が話題になり、「乙状結腸が…」と話したところ、←しかも“おつ”ではなく“イー(中国語読み)”と言った。


「?」


という反応を受けたので「何か間違った事言ったかな?」と頭をフル回転させて考え、暫くして気付きました。



日本(西洋医学)では「S状」でしたね…




しかしよく見ると乙とSってカーブが逆じゃないですか。


そこでふと気になり解剖学の教科書を見比べてみました。



中国の教科書「正常人体解剖学・上海科学技術出版社」→乙状

      「局部解剖学・人民衛生出版社」→乙を90度回転させた状態

日本の教科書「入門人体解剖学・南江堂」→前後に蛇行…左から見たらSで右から見たら乙





まあ、けっこう移動性のある部分の様なので「蛇行して直腸につながる」と理解しておけばいいのかな?と思いました。



ちなみに、十二指腸は全く同じ名前で「C字形」の腸と言う表現は同じでした。




教科書には人体の向かい側から見た図が描かれているので、相手の体を診る時と同じで都合が良いのですが、以前自分の体で盲腸の位置を探した時に、右と左を間違えると言うとても恥かしいミスをした事があります。

今までに数多くの「恥かしいミス」をしてきましたが、あれは本当に恥かしかった…






今回のミスでまた大黒柱サンから「言語障害」のレッテルを貼られてしまったワタシ。

まだまだ電話に出させてもらえそうにありません。



脳内の西洋医学部分の「中国語」→「日本語」変換

このまま解剖学から始めようかと思います。←目標










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