めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

薬膳ジャム?~甘夏のマーマレード~

2008-04-26 | 薬膳&食療(果物)
この1週間は空き時間を姫の捜索に費やしていたので家事がおろそかになっていて

昨日は朝から洗濯にゴミ出しにと大忙し


そんな忙しい時に限って“自家栽培の夏みかん(甘夏かな?)”を販売しているのを発見

むむむっ

どうしよう・・・・


夏みかんのマーマレードは大のお気に入りなのでいつかは自分で作りたいと思っていたのです。

自家栽培(無農薬)のが手に入るのは滅多に無いチャンス。やはり買っておくべきだろうなあ



そんなわけで6個(3個入り×2袋)購入。買いすぎかな?と思ったけど、そのまま食べてもいいんだし、いつもは足りない事の方が多いので

疲れている時は寝るのが一番良いかもしれないけど、疲れているからと言って寝れるとは限らない私。好きな事をやってリフレッシュするのも


帰ってから皮を剥いて洗ってサクサクと音をたてて刻みます。手が疲れたら今度は実を房から取り出して、種を取り出して、、、

色々とレシピを比べてみてオリジナルのレシピで作ってみました


《甘夏みかんのマーマレード》甘夏6個(皮は4,5個分) 砂糖400g

作り方:1)甘夏の皮を水でよく洗い、適度に白い部分を取り除いて刻み、水に浸ける

2)実を房から取り出し種を除き、種はお茶パックに入れておく 

3)皮(4個半分。漬けていた水とともに)と房(1個分)、種を圧力鍋に入れ火にかけ、蒸気が出てから弱火で10分煮込み、種を取り出す。

4)実を鍋に加え入れ、砂糖を上からふりかけて弱火で蓋をせずにコトコト煮込む

5)好みの水分加減になったら火を止めて出来上がり


皮はナゼ4個半分かと言うと,手が疲れたからです 房まで全部使っているレシピを一つ見つけたので、房を試しに1個分だけ刻んで使ってみました。

お砂糖は本来なら全重量の半分程入れるべき(600g )なのですが、甘すぎるがゆえにジャムをあまり使わない私なので、かなり控えて様子を見ることにしました。台所実験隊の血、騒いでます

そしてその砂糖はパルシステムの“花見糖”と言う国産の砂糖キビから作った薄茶色のお砂糖です。ジャムを作る時は仕上がりの美しいグラニュー糖が使われることが多いのですが、見た目二の次の我が家ですので。


甘夏のマーマレードはそのほろ苦さが“お気に入り”の理由なので、皮の内側の白い部分はある程度残しておきました。


で、重要な味ですが、、、

いい感じだと思います。 ただ、パンに塗るには煮詰めすぎたような  ケーキを焼いたら美味しそう~ 
水でのばせば市販のマーマレードっぽくなるとは思うので、時間があれば試してみたいと思います。

甘さは控え目で苦味が際立っているので大人向けのジャムです。甘さが嫌味でなくからだにすぅーっとやさしくしみていくような感じなのは“花見糖”だから?
保存性が高くないので半分は冷凍保存。 色も思ったほど悪くないですよ~




何度も紹介していますが、柑橘系の皮は気の巡りをよくする働きがあります。幾つかの柑橘系の皮は実際に漢方薬として使われています。

トイウコトハ

これも薬膳ジャムと言えますね♪

朝からヨーグルトに加えたり、パンに塗ったり、紅茶に添えたりして気分よく一日をスタートできそうです

モチロン3時のお茶の時間や寝る前のひと時なんかにも良さそう


残った皮は乾燥させてお茶にしようか?料理の薬味に使おうか?
考える時間も楽しみです
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