４Ａプラス：野菜の一皿

■牛のメイン・プレートに添えられた野菜の一皿
フランスなら銅の小鍋か、ココットパンに、たっぷりのバター野菜か、スープ煮が添えられてくるところ（笑）。季節の野菜をパレットに広げるように、展開した優しい一皿でした。

横浜でフランス４Ａ

■三種類の牛を楽しむ
頬肉の煮込み、ミスジ、フィレ。よくできた煮込みは、真っ当なフレンチの重さを意識させてくれます。どれも三口サイズが嬉しいです。
この一皿をオーダーしようと思った理由は、昼間のビーフパイにあるのです（笑）。あのすね肉を切り出した、本尊部分を味わって見たかったから。まさに肉の扱いを心得た、キッチンの仕事にうっとりしました。

横浜でフランス３

■スープ：手前がアスパラガスのムース、奥がコンソメ・リエル
ホワイト・アスパラガスを冷たいムースに仕上げて、さらに、ホワイトアスパラガスを添える。まさにフランス流の正しい春の味わいでした。見事なり♪
コンソメ・リエルも、無駄を許さない正統な味わい…まさに「滋養」という一言で語るべき味でした。



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横浜でフランス２Ｂ

■前菜：新鮮なモリーユのリゾット
モリーユ茸（＝アミガサダケと日本では呼称）は、なかなかフレッシュでは、会えないもの。こちらの前菜は、旨味とまろやかさのよくできた逸品でした。クラウン・ポテトが、かわいらしい。小さなところまで、嬉しさを届けてくれました。


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横浜でフランス２Ａ

■前菜：鮑と手長海老と炙鮪、そら豆とアーティチョークを添えて
きれいな盛り合わせ♪
アーティチョークのさわやかな味わいを嬉しくいただきました。

横浜でフランスと合う１

新緑の眩しかった二日、メイン・ダイニングで、食事をとりました。丁寧で、畏まり過ぎていない滑りだしに、初めてながら寛げる印象を受けつつ、食事をはじめました。

■アミューズメント（コンソメのジュレ、ブラッドムース一口）
豚のブラッド・ムースは濃厚な味。異種蛋白質が自分に同化していく感覚を、面白く受け止めました。対象的に清潔な明るい印象を与える金色のジュレ。これから始まるお食事に、気持ちが掻き立てられるアミューズメントでした。
■ル・ノルマンディ（ホテル・ニュー・グランド、横浜）