ちょい麻辣の夜８・開口笑

■瀬戸香
■開口笑（蓮の実の餡）
輝くオレンジ色、みずみずしいフルーツ。せとのかは冬であることを忘れそうな一切れでした。
一口分の中華菓子…私の好きな、本当の味がするお菓子です。香ばしい胡麻、ほの甘い蓮の実餡が嬉しい。中国茶を食事に合わせて飲み分けて、のんびりした気持ちになった夕食でした。
ちょい麻辣は、猛暑の夏の食欲がないときにも、疲れすぎて気力がないときにも、我が家を助けてくれました。ごちそうさま。
■世田谷火龍園 （世田谷区赤堤）

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ちょい麻辣の夜７・ひんやり甘く

■かき氷に柚子酒をかける
■杏仁豆腐
熱々ご飯を美味しく食した後は、ひんやり甘味を少し所望です。人間は我が儘（笑）。
舌を冷やして、柚子の香に包まれる。嬉しくなる工夫なのです。少しが嬉しい♪
杏仁豆腐は、フルーツソースと別配置。好みの量に加減できるのが、大人好みとのこと。

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ちょい麻辣の夜６・むっちり＆かりっ

お～、凄い。ふっくらした餡に絡んだ、むっちりお粥部分。土鍋肌のかしっとしたうっすらお焦げの香ばしい部分。野菜のしゃきしゃきした旨さ。その三つが味わえる、我が儘贅沢ご飯です。キッチンとサービスの連携が用意してくれる美味しさ、感謝です。はぐはぐ…うまうま♪（笑）

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ちょい麻辣の夜６・餡かけ焼きお粥

■餡かけ焼きお粥（命名は私です、笑）
こちらのお店には、五目餡や海鮮餡をかける”お焦げ”があり、美味しいです。餡かけすると、お焦げがほぐれて、餡に混じる感覚です。
この夜の気分は、それではなく、ふっくらしたお米も、こんがり焦げたお米の感覚も、両方欲しくなった気分でした。むっちり＆こんがりに、餡が絡んだら美味しいだろうなぁ…そんな希望を伝えてみました。

時間軸で並べ変えてみます（笑）。
写真２枚目：ふっくらお粥、土鍋が熱々で周りの温度が上がるよう。
写真１枚目：そこへ別鍋の具だくさん餡をかける…ジュワアァァァッ！湯気がはじけて立ち上がる。
写真３枚目：蒸気が落ち着くと、食べ頃。お粥に餡が絡み、土鍋に接した部分には、うっすらとお焦げがはる…香ばしい香♪
凄いな…伝えた言葉が、形になって完成しています。素敵です♪早く食べてみたくて、ワクワクします（笑）。

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ちょい麻辣の夜５・三色胡椒

■飛騨牛の三色胡椒焼き・野菜餡かけ
ピンク、黒、白の胡椒が、白いお皿にも映えて、綺麗です。
しゃきしゃきした野菜の、とろみ餡の下に、柔らか旨うまなお肉がいました（笑）。半人前位の量が嬉しい…胡椒のパンチが引き立てる、お肉を食べている満足感です。
ちょい麻辣の織り成す広東世界で、身体が温まり、疲れが解けてきたようです。店内は満席に近く、賑やかです。締め括りは麻辣を離れても、もう大丈夫だね…と笑い合いながら、喧騒を遠くに聞くゆとりです（笑）。

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ちょい麻辣の夜４取り分ける

タラバ蟹の殻を外してもらってスタンバイ（笑）。つやつやした紅白の美しいこと。
しっかり火が通った蟹棒（笑）部分も、透明感を残す絶妙な火加減の蟹爪部分も。むしゃむしゃ＆トロリッのそれぞれを楽しみました。
麻辣は、蛋白質の旨味と出会って、更なる魅力をみせてくれるなっと嬉しくなりました。

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ちょい麻辣の夜４・頂点唐辛子

■北海道のタラバ蟹の頂点唐辛子炒め
あ～、タラバ蟹の見事なサイズより先に、危険なアイツ（笑）に気付きます。激辛な頂点唐辛子が、いっぱい使われています。これに触れた舌先すら、悶絶する危険物（笑）、でも炒めた具材には、豊かな香としての麻の辛味を与えてくれます。
食べやすく殻に刃をいれてあるタラバ蟹を、頂点唐辛子を含む香味油でカシューナッツと炒めあわせて、グリンリーフを箸休めにした一皿です。
二枚目の写真は、タラバ蟹の爪の見事さを、人差し指と比べてみました（笑）。三枚目の写真は、取り分ける前に、先ずは危険なアイツを隔離している風景です（苦笑）。
フィンガーボウルとおしぼりもスタンバイ。さ、安心して、殻を外してもらいます…当然、雪掻きした私は、働かずして食べる役です（大笑）。

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ちょい麻辣の夜３・金と銀のオアシス

■酸辣湯に白子と雲丹
おうっ…、きれい！
金（雲丹）と銀（白子）の島が浮かぶ海…いや、砂漠のなかのオアシスみたいにも見えます。美しい盛り付けです。
白子と雲丹の周りに、酸っぱ辛い酸辣湯をはり、さらに香味辣油を点々と重ねた一皿です。
ねっとりとろける雲丹や白子の旨甘さに、きっぱりと酸っぱ辛さがコントラストをつける。うまうまうま♪美味しさが重なる逸品でした。やるな、梁シェフ。
（二枚目の写真は真横から撮りました。白子の立体感が伝わるかな…立派な白子でした、うふふ）

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ちょい麻辣の夜２・例湯

■例湯（ライトン：本日の炊き込みスーブ）：豚肉、蓮根、雪菜（山形の野菜）
スープ土鍋の広東炊き込みスープです。豚から力強い風味と脂の甘さを、蓮根は喉を楽にする力を、雪菜からはほろ苦さをもらったのでしょう。暖まる、染み込むスープでした。麻辣は一休み（笑）。

世界中で、身体を気遣う汁物って工夫されている…国境や宗教を越えて、人間は同じような生き物なのに…なんで思い出してくれないのかな？ 皆、美味しく食べて、明日がいい日になるって祈って生きているんだから。殺していい命なんか無いのに…。テロに走る気持ちを食い止める、心に届く食はなかったのか…残念に思います。

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ちょい麻辣の夜１・山椒牡蠣

週末、雪掻きボランティア後、筋肉の張りと疲労感（苦笑）で没・気力…。これは医食同源の力を借りましょ。梁シェフ、「疲れをとる、ちびっと麻辣なごはん」お願いします。

■岡山の牡蠣を山椒油につけて、ばりっと焼く。蕪玉菜（かぶたまな）、フルーツトマト
わ、きれい…。静かなバランスの良い盛り付け。
きりっとした山椒の香、豊かな焼き牡蠣の香。食べたい！（笑）
ざくり…っと噛むと、口の中いっぱいに香ばしい牡蠣がトロンと拡がり、さらに山椒の気持ち良い麻・痺れる辛味がやってきます。うまうま♪
熱々でなく、ひんやりさせて供されるから、旨味の後に、じんわりと痺れる辛みが重なって感じられるようです。
牡蠣の後に、甘いトマト、ほろ苦い蕪玉菜をとると、舌がさっと洗われるよう。
玉菜はチシャのことだけど、ほろ苦く、尖った葉先がしゃくしゃくして…どこかで食べた記憶がある…あ、ドイツ、コールラビーだと思います。ほろ苦くて、重いソーセージの相手にぴったりだった野菜でした。
この牡蠣は素敵♪ 新しい調味の形をまた一つ、学べました。麻辣の魔法で、食欲が戻ってきた気分です、うふふ♪
■火龍園 （世田谷区赤堤）

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