過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

木山 皐月1:白に白を盛る…始まり

2017-05-17 23:36:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★

初めてのお店で、最初のお料理が差し出される。一番、ドキドキする瞬間です(ニッコリ)。



■雌の渡り蟹で飯蒸し。こしあぶら
このお膳の設えに、現在の創作陶器を選び、伝統料理を盛る。うん、いいな…。(ニッコリ)



しっかり寄りました(笑)。
彩りの清楚さ。飯蒸しの、ふっくらした良い香りが立ち上がる。
その通りの、清潔なふくよかな味がして(ニッコリ)。二口を三口に分けるのは、どう?と思考が揺れます(笑)。

美味しい口福を、淡々と積み重ねるような組み立てを考えているのかしら? そんな予感を、楽しんで胸に秘めて、一品目を終えるのでした(ニッコリ)。


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木山:花に迎えられる

2017-05-17 07:42:45 | 外食でリフレッシュ!
おはようございます。雲が厚い東京です。電車で移動中ですので、五月はじめの印象的な外ごはんを、振り返って書き留めておきたいと思います。

★ここから、飛び込み記事です★



花に迎えられる…。マンションの一階と前庭に、静かな道が調えられて。



五月上旬、華々は豊かに香って。このお店の開店を祝い、お客様をお迎えする。
花に見惚れて、歩を留めると。
ことことっと石を踏む足音。はにかむ笑顔が駆け寄ってきて。店内に案内されました。久しぶりの木山さんの笑顔でした。
店内は、木の造作が美しい。丁寧に作り込まれた店内は、マンションの一階と思えない…。京都の建築の奥深さを楽しくみました。(ニッコリ)

京都、御所南。開いて十日余の「木山」に伺いました。
一月まで、京都和久傳の板長(料理長)、店長であった木山さんが、開いたお店です。
玄関傍にあった和久傳からの見事な五葉松の盆栽が、木山さんの道を照らす灯りの一つになっているのだろう…そう感じる嬉しさ。
遅くについた私達でした。同じカウンターで、先にはじめておいでのお客様達の美味しいっという笑い声に、暖められた空気に、すっと溶け込んでいけるようでした(ニッコリ)。

ことりっ……。
始まりは、掌にのるお茶碗にお白湯!
井戸を掘って、御所から連なる水脈にあたった!と言う幸せのお福分けにあずかりました(ニッコリ)。

ああ、木山さんは土地に護られて始められる。幸せなこと!と、こちらも笑顔になりました。



お料理にあう冷酒を、とお願いすると、酒器の棚から、各々に一つ、ちょく(=口許へはこぶ器の意味で)を選び出してくれて。
私のための、左手の白磁…エレガントで凛とした強さがある……何て美しいのだろう…私はこれに似合うかしらん?(苦笑)。
右手のすこやかな土物、鎬の清楚さとのコントラストが面白い。瓶子はフランスのドレッシング・ボトル。
こうして写真に切り取れば、魯山人がすこぅし笑ってくれそうです。

隣席の方が、差しでたことを、といいながら、私の手の白磁は、李朝の形に連なる仕事と、静かに教えてくださって。
ああ、いいな…。きっと良い時間になる。静かな予感が自分に満ちてくるのは、こんな時です(微笑)。



きれいな冷酒を味わいながら、眼差しを遊ばせる楽しさ。
カウンターの先には、仕上げ板があり、その仕事を覗きこめて。
その奥には、下拵えの台所があるらしい。若い衆が複数、立ち働く気配がします。
どこもかしこも、目配りされていると驚かされる。京都の料亭は個に移しても、その基本は変わらないのだと、自然に笑みがこぼれてくるのでした。

■木山:御所南、京都市


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