
フィレンツェはそんなに大きな平野ではありませんでした。
アルノー川にそって拡がる街を、南側の小山から、見下ろすことができました。
美しい街を背景にした、結婚を祝う人々の集まりをみて、他人ながら、とても嬉しい気持ちになりました。
お幸せでありますように、と、自然に祈る気持ちになりました。


ポンテ・ベッキオやドゥオモが見える、美しいフィレンツェの街。
でも、この写真よりも、美しく、晴れやかに感じるのは、最初の写真ではないでしょうか(微笑)。
人が暮らす街だから。素敵なことだけではなく、寂しいことも、哀しいこともある、毎日の生活が、この街に在るから。
それを感じて、より愛しく思うのだと思います。
それは自分の住む街でなくても、かわりません。誰かが暮らす街だから。
そう思う目の前に、メディアから伝えられる、壊れてしまった、街の姿……。
日本では、台風、地震と、続け様に天災が起きています。大切な命を奪われた方の知らせに頭を垂れます。毎日の暮らしを、根刮ぎ変えられてしまった方たちに、心からお見舞い申し上げます。
知人でなくても、哀しみは代わらない。毎日の暮らしが、少しづつでも、一刻もはやく、戻ってきてくれるように祈っています。
それに繋がることを、一つでもお手伝いしていきたく思っています。
どうぞ、ご無事で。どうか、お大切に。祈ります。
防災は無理でも、減災に心をむけて。毎日の暮らしを整えて、心を寄せていきたいです。
( 過労死予備群・願)