★8月のフィレンツェ・飛び込み記事です★
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/67/c59668908c8fd41d1935893cb39a21c0.jpg)
■FRAGOLE CON CREMA DI MASCARPONE
■手前:マスカルポーネ・クリームかけ、苺
これは、ほの甘いマスカルポーネ・クリームが印象的。英国ならカスタードを合わせるところ。イタリアだなっと感じます。
八月であっても、中央市場には苺がでていました。酸味のある苺があればこそ、のデザートと思いました。
奥は、トスカナ伝統の大人の食後です。寄って見ます(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/98/8b80b6072e91fcc2a403c13b3d7fe375.jpg)
■VIN SANTO TOSCANO E CANTUCCINI
くすくす。デザートではなく、食後の呑み!の証しです。あくまで主役は、トスカナ伝統のVin Santo酒。そこに、堅いアーモンド・ビスコッティ(cantuccini)を浸す、のです。
他のリストランテでは、cantuccini con vin santo と記述してました(笑)。
楽しんでかじりながら、店内を眺める楽しさ。
オーナーと思う、年配のご老人が、酒カウンタで、クリームをひいた皿に、苺を刻みながら、ハートを描いているのを見ました。それは、嬉しそうに、丁寧に並べていて。
運んでいった先は、若い男女のいる席。普段着に見える青年は、寛いでいて。華やかに着飾った女性は、ちょっと居心地が悪そう……。
ご老人は、青年の肩に手をおいて、苺のハートを彼女にむけて、笑顔でおきます。
彼女が、少し強ばった笑顔を、ご老人にむけます。
……このテーブルに案内された時に、ご老人が孫にするように、青年を嬉しそうに迎えて。女性をうやうやしく、座らせたっけ…。
だとするなら、想像するのは…。
彼女は、今日、プロポーズされるのでは?と思ってきたのに、有名とはいえ、オステリア…。何故?
青年は、自分が育った場所にある、自分らしく居られる場所に、彼女を連れてきたかったのではないかしら?
シャイで上手く言えない青年を知っている、ご老人が、助け船をだしたのかな?
歳を重ねた自分には、微笑ましく見える、ぎこちなさでも、二人の選択肢は違うかもしれません(微笑)。
酒場の中にある、暮らしの一場面、まるで映画を観るような気持ちになった、体験でした。幸せでありますように! 祈る気持ちでした。(歳をとりました、ワタクシ(笑))
素敵な時間でした。
名残惜しかったけれど、立ち上がる私達。
先程のご老人が近寄ってきて、片手をおしいだいてキスする昔ながらの挨拶をして、「素敵な笑顔だね。ありがとう。次はいつ、きてくれる?」と話してくれました。異国の旅人を、もてなしてくれる、優しい人達でした。
■Osteria del Cinghiale Bianco、Borgo San lacopo, 43R, 50125 Firenze
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■FRAGOLE CON CREMA DI MASCARPONE
■手前:マスカルポーネ・クリームかけ、苺
これは、ほの甘いマスカルポーネ・クリームが印象的。英国ならカスタードを合わせるところ。イタリアだなっと感じます。
八月であっても、中央市場には苺がでていました。酸味のある苺があればこそ、のデザートと思いました。
奥は、トスカナ伝統の大人の食後です。寄って見ます(笑)。
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■VIN SANTO TOSCANO E CANTUCCINI
くすくす。デザートではなく、食後の呑み!の証しです。あくまで主役は、トスカナ伝統のVin Santo酒。そこに、堅いアーモンド・ビスコッティ(cantuccini)を浸す、のです。
他のリストランテでは、cantuccini con vin santo と記述してました(笑)。
楽しんでかじりながら、店内を眺める楽しさ。
オーナーと思う、年配のご老人が、酒カウンタで、クリームをひいた皿に、苺を刻みながら、ハートを描いているのを見ました。それは、嬉しそうに、丁寧に並べていて。
運んでいった先は、若い男女のいる席。普段着に見える青年は、寛いでいて。華やかに着飾った女性は、ちょっと居心地が悪そう……。
ご老人は、青年の肩に手をおいて、苺のハートを彼女にむけて、笑顔でおきます。
彼女が、少し強ばった笑顔を、ご老人にむけます。
……このテーブルに案内された時に、ご老人が孫にするように、青年を嬉しそうに迎えて。女性をうやうやしく、座らせたっけ…。
だとするなら、想像するのは…。
彼女は、今日、プロポーズされるのでは?と思ってきたのに、有名とはいえ、オステリア…。何故?
青年は、自分が育った場所にある、自分らしく居られる場所に、彼女を連れてきたかったのではないかしら?
シャイで上手く言えない青年を知っている、ご老人が、助け船をだしたのかな?
歳を重ねた自分には、微笑ましく見える、ぎこちなさでも、二人の選択肢は違うかもしれません(微笑)。
酒場の中にある、暮らしの一場面、まるで映画を観るような気持ちになった、体験でした。幸せでありますように! 祈る気持ちでした。(歳をとりました、ワタクシ(笑))
素敵な時間でした。
名残惜しかったけれど、立ち上がる私達。
先程のご老人が近寄ってきて、片手をおしいだいてキスする昔ながらの挨拶をして、「素敵な笑顔だね。ありがとう。次はいつ、きてくれる?」と話してくれました。異国の旅人を、もてなしてくれる、優しい人達でした。
■Osteria del Cinghiale Bianco、Borgo San lacopo, 43R, 50125 Firenze
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