天気がよかったから休日はお預けで、結局出かけた。
写真3枚は全て同じ現場だ。「よくもまあ!」と思いたくなるほど一箇所に集まってしまった。先日処理した掛かり木になっていた樹は排除したし、朽ちるのが早かった桜の大木と乱雑に枝を広げて邪魔になっていたリョウブの樹も刻んで片付けた後だから少しはすっきりしている。
全ての樹が地盤ごと崩落したり、根こそぎ倒れこんだものばかりだ。V字型に侵食崩壊した溝に寄せられるように倒壊した樹木ばかりだから一箇所に集中してしまった。それも水筋の合流点だから影響は大きい。
これを取り除かないと沢筋の水路に日光が届かない。この小水路はイトトンボやカワトンボが多数飛翔している水辺で、これらの倒木を排除できれば、今は埋もれている水路で水生生物の活動が容易になるはずだ。
カワニナもいるし棚田にはモノアライガイも生息しているから蛍の繁殖を期待している面もある。六月になったら夜間に何回か確認に立ち寄らねばならないが、これは少々恐いから単独では無理だ。