みづうみの氷は解けてなお寒し三日月の影波にうつろふ 島木赤彦
我が胸の氷は解けてもなお寒し三日月まなこ鏡にうつろふ
鉦鳴らし信濃の国を行き行かばありしながらの母見るらむか 窪田空穂
金は無し死のうと国を行き行かば老いし畑の母見おり止む
その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな 与謝野晶子
ギャル二十櫛にからまる茶の髪の幼き春の痛ましきかな
みづうみの氷は解けてなお寒し三日月の影波にうつろふ 島木赤彦
我が胸の氷は解けてもなお寒し三日月まなこ鏡にうつろふ
鉦鳴らし信濃の国を行き行かばありしながらの母見るらむか 窪田空穂
金は無し死のうと国を行き行かば老いし畑の母見おり止む
その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな 与謝野晶子
ギャル二十櫛にからまる茶の髪の幼き春の痛ましきかな
スズメ蜂の被害に遭った時のための「緊急キット」を処方してもらった帰り道、イチゴの直売所をのぞいてみた。
1パック500円で山盛りではあるけれどスーパーより多少安いかと思う値段だった。
2パック購入しようと千円を出したら「こんなにどうするのだね?」と訊ねられたから「ジャムを作る」と答えたところ、「それならこっちにしな!」と400円の品を勧められた。
それもそうだと思って待っていたら、カウンターの下から空のパックを取り出して、もう1パック作るではないか。結局3パック800円で購入したことになる。
さすがに不ぞろいで「売り物には」と思う品質もあったがジャムには差し支えない。品種も「あきひめ」とのことで「紅ほっぺ」よりジャムには最適なのだそうだ。
帰宅して量ったら1400グラムあった。砂糖を半分の700グラム加えてジャムに仕立てた。貯蔵瓶で1.3リットルの出来上がりだ。
年に一度のイチゴジャム作りだが、車の中も家の中もイチゴの香りで充満している。もうイチゴは食べる気がしない。作ったジャムもしばらくは遠ざけることになろう。味見したら美味しく出来たのだけど・・・。