トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

吸い込まれる色

2010-05-12 | 感じるままの回り道

『万緑に藤むらさきの桐の花』Photo

『日本晴れ藤の花散る梅雨便り』

『藤花の締め付けむごき樹冠かな』

『花色は高貴なれども性悪し』

『花の夢見ずにあかつき空を見る』


暇つぶし

2010-05-12 | 今日は真面目に

Photo  雨の日の退屈しのぎにオオスズメバチの乾燥器を作ってみた。密閉容器に五段の仕切りを入れて一回で50匹を乾燥できるようになった。

 昨年までは自然乾燥させていたが、硬い外殻に阻まれて乾燥が進まず、その間はなんともいえない悪臭が漂っているのだ。

 乾燥が終了したとしても臭いのは止まらず閉口していたのが急速乾燥で少しは緩和できるかと期待をしてのことである。

 オオスズメバチの実物標本は、秋のイベントで大人気のフィギヤ?なのである。生きているオオスズメバチなど接近したくないのが正直な心情だろうが、標本となると別物のようだ。年長さんくらいから関心を示してくれる。

 ペンダントに仕上げて一個100円で50個は瞬くまに売れてしまう人気の品なのだ。ただ欠陥があって、触覚や足が直ぐ折れてしまうことだ。どうしても触れてみたくなるし、触れないように気をつけていても首に提げていれば帰宅前に破損させてしまう。少々インチキ商売の感も無くはない。「おじさん取り替えて!」と言われれば取り替えざるを得ないし・・・・・。

 今年は、その欠点を補うために「樹脂封入標本」にしたいと思っているのだが、材料費だけを計算しても一個当たり500円程度になりそうで、透明度を高めるために磨きをかけると、その手間も馬鹿にはならない。また腹部の空気が気泡にならない工夫も必要だ。

 まあ、雨の日の暇つぶしで作業を行うくらいの意気込みで丁度よいのかもしれない。