食事を摂る姿を見つめているなんて失礼この上ないと思うのだが、つい見とれてしまう。決して欠食児童、いや欠食爺ではないのだ。お握りは二つ食べている。
ムギワラトンボをようやく撮った。オスはまだ見ていない。このサイズのトンボは、まだこれ一種類のみだ。今日は複数の個体が飛翔していてトンボも警戒心を解いたのか接近し易かった。
スゲの葉に止まって食事中の個体は30cmまでカメラを近づけても食事をやめない。スジグロシロチョウだと思うけど、羽をきれいに噛み切って外し胴体をむさぼっている。毎日の事とは言え器用なもんだ。
蟷螂はまだ見ていないが、蟷螂の食事風景は圧巻だ。バッタ類を食べるとき「バリバリ」と音を立てて食べるのだ。「必見の価値」と言うより「必聴」というべきか。ギョロリと頭を回して睨まれるのも楽しい。トンボはそんなことはしない。