トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボのお食事

2010-05-17 | 小父のお隣さん

Photo_8  Photo_9

 食事を摂る姿を見つめているなんて失礼この上ないと思うのだが、つい見とれてしまう。決して欠食児童、いや欠食爺ではないのだ。お握りは二つ食べている。

 ムギワラトンボをようやく撮った。オスはまだ見ていない。このサイズのトンボは、まだこれ一種類のみだ。今日は複数の個体が飛翔していてトンボも警戒心を解いたのか接近し易かった。

 スゲの葉に止まって食事中の個体は30cmまでカメラを近づけても食事をやめない。スジグロシロチョウだと思うけど、羽をきれいに噛み切って外し胴体をむさぼっている。毎日の事とは言え器用なもんだ。

 蟷螂はまだ見ていないが、蟷螂の食事風景は圧巻だ。バッタ類を食べるとき「バリバリ」と音を立てて食べるのだ。「必見の価値」と言うより「必聴」というべきか。ギョロリと頭を回して睨まれるのも楽しい。トンボはそんなことはしない。

 


棚田の補修

2010-05-17 | 水辺環境の保全

Photo_6  Photo_7  Photo_8

 5月の定例会は「棚田の補修」だ。すべて人力だけど人数が揃うと作業が早い。半分も終わらなかったが、一人では一ヶ月はかかっただろう。

 田作業は、慣れない事もあるだろうが二時間もやると足腰が定まらない感じになっている。結局、少し早めに作業を切り上げてお昼とした。

 こういう作業は若いだけでは捗らない。後期高齢者になったW氏は手際よく作業を進めていくし、畦の設えも上手だ。経験が生きていて、一回りも若いおじさんたちより仕事が速い。ほとほと感心するばかりだ。

 稲を植えたい希望があったので、今年は一枚だけ田植えをしようか、どうしょうか思案中だ。特に収穫を期待している訳でもない。結果的には虫や鳥の食料になるのだろうが、水生生物のリザーブタンクとしての役割だけでは手入れする側の面白みも少ないだろうから・・・。