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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

我輩はトンボである

2010-05-09 | 小父のお隣さん

Photo  もうカワトンボかイトトンボか混乱するから「トンボ」で押し通すことにした。愛好家でもないのだから。

 写真はメスが二匹、オス一匹の合計三匹写っているが、三匹目は判りにくい姿勢だ。

 メスは水中に尻尾を沈め、沈木(チンポコではない)の割れ目に先端を差し入れて微動だにしない。オスも守っている心算なのか、接近しても飛び立たないのだ。

 総じて、産卵中は逃げないことが多い。警戒をしているだろうが「まず産卵」と専念しているように見える。だから写真撮影は比較的容易だ。

 野鯉も産卵期で浅瀬にメスを追ってオスが群れて騒がしい。この期間だけ、タモ網で掬い取ることが可能だ。川辺に寄っても逃げることは稀になる。一度だけ二尺近い野鯉を掬った事があるが、食べれる訳でも無く、池に入れても病気の元になりそうなので放流した。

でも、網の中で暴れる大鯉の感触を感じた時は「やったー!」の気分になる。しかし、もう磯網は処分してしまったから眺めるだけだ。

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知る苦労度

2010-05-09 | 今日は真面目に

 『切粉噴く刃先と梢見やりつつ恨みなき木に我は悲しき』

 『五十年この地に立ちしシイの木も息止めし間に地に倒れたり』

 『植え込みが続きて痛む節々の薬に思う芽吹く幼木』

 『苗床に残りし若木せめぎあうまた一年に肩身は狭し』