トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

初見のプレゼント?!

2010-05-01 | 小父のお隣さん

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 これがフイールドからの誕生日プレゼントだ。三種類の昆虫を初見となった誕生日である。残念なことに「ムギワラトンボ」はすばしこくて撮影できなかった。

 アオスジアゲハは足元のクローバーに来てくれたが、羽根を小刻みに震わせて止まっているから、撮影した中でブレていないのは二枚だけだ。一番よく撮れた一枚が挿入した写真。

 羽根の赤い斑点が目立つイトトンボはネット上でも検索できなかった。このタイプは恐らく初めて観察した種類だ。


息絶え絶え

2010-05-01 | 今日は真面目に

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 予想以上にきつかった。栗の木の上部を天蓋のように蔽って支障木となっていたアラカシの大枝を二本伐り落としたのだが、不安定な作業は予想以上に消耗した。結果として二本でギブアップせざるを得なかった。丈を切り詰めてから伐り倒す、なんてことは考えないで明日以降に根元から伐採することにした。

 広葉樹は枝を広げている樹形から、安全に伐採するために大枝を払ってから幹を伐るのが普通で、この幹は斜めに伸びて栗の木の上を覆っているだけに、その必要は大きかったのだが…。

 ローブを掛けて上昇し、所定の大枝を落としながら幹だけにすると言う思惑は無理があった。ロープに宙吊りで伸ばした片手で身体を支え、のばした一方の片手で鋸を引くのは重労働、というしかない。

 ともかく十字架のキリストのような作業姿勢では二本伐り落しただけで息は上がるし、急激・過重な作業はしばらく「ハアハア、ゼイゼイ、ドキドキ」で酸素不足による頭痛を感じたほどだった。

 仮に枝の上に乗れたとしても片手作業にならざるをいない斜めの幹だから、栗の木の被害より安全第一を考えることにする。理想ばかりでは通じないのだ。本当に「もう嫌!」そのままとなってしまった。くたびれたー。


黒いアゲハ舞う

2010-05-01 | 小父のお隣さん

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 29日、午後から陽射しが強くなった。黒いアゲハ蝶 が何匹も舞っていた。初見は四月初旬に一個体だけ確認したが区別はつかなかった。このフイールドは黒いアゲハ蝶が年間を通して多いのだ。

 午前の荒天で昼近くのご出勤だったため、ジャコウアゲハの食草になる「ウマノスズクサ」の養成ボット苗を食草園に移植してきた。

 今日のアゲハはジャコウアゲハかカラスアゲハか、小生は区別がつかないのだけれど、写真と図鑑を比較しても迷うことが多い。腹部にも朱色の斑紋があるのは手がかりだろうが、両方とも明示した図鑑は持っていない。

 そんなことに悩むより、一発で確定する「ツマキチョウ」などのほうが精神衛生にはよい。ツマキチョウは初見だが、羽は随分と痛んでいて哀れだった。これは少ない種類だ。

 キチョウやモンキチョウはまだ姿をみていない。キタキチョウは早春から飛翔してありふれているのだが…。

 黒い蝶で思い出すのは、水原弘の「黒い花びら静かに散った」の歌い出し。もう一曲はラジオドラマの主題歌だったように記憶するが「黒い花は黒い花びら、あの人のあの人の黒い背広」と女性が歌った曲だ。題名は知らないが今も歌える。ませた子どもだったに違いない。