トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

台地の刈り払い

2014-09-25 | 今日は真面目に

Photo  建築廃材を埋めた台地を真竹が覆っていたが除伐して、今は低草地として管理している。8月の初めに刈り払いしてあったのだが、進入を阻むほどに草が伸び放題になってしまった。Photo_2

 早春のタンポポ野原を維持するためにも9月中に刈り払っておかねばならない。今年はマメ科のつる植物が繁茂して刈り難い事、甚だしかった。

 原っぱを取り囲む山の斜面は徐竹した林だが、ひこばえの除去にまで手が回らなかった。加齢とともに作業時間は少なくなるし週末の作業者も減り、里山の維持の難しさを感じる。「元の木阿弥」どころか「元の木闇」に戻ってしまいそうだ。


匠への道は険しい

2014-09-25 | 何よりの楽しみ

 里山秋祭りへのPhoto_2 出品に「何か目新しいものを…」と思案していて浮かんだ一品、ノリノリで試作品を作ってみたのだが、これがなかなか一筋縄でいかぬ。

 木製のオカリナは吹き口の成形が難しい。平板を積み重ねて空洞を作るタイプのため、試し吹きで音を出すのもままならず頓挫。気を取り直し構造の素朴な「縄文笛」か「じんだんぼ笛」に作り替えれるかと思ったものの、これも望んだ音色は皆無で、調整もできない構造だから「骨折り損」である。

 あえなく頓挫してしまい、真竹を一節残した筒のほうが良い音を出す。両端を切った竹で簡単に音が出るので我がプライドは試作品とともに消え去る…。音がきれいで容易とはいえ、竹を切っただけの笛はプライドが…。心の制御も難しい。