トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

林床の刈り払い

2014-09-16 | 今日は真面目に

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 原っぱ部に続く植林地内の刈り払いをする。クヌギが主だが、コナラ 、クリ、イチョウなどや実生のヤマグワで形成した小さな若い林だ。

 今年のクヌギの成長は見事で今季2mは伸びたのではないかと思われる樹勢である。そのため樹下は日蔭が多くなり刈り払いは楽だったが、林の周囲は夏草の伸張が大きい。

 このエリアのクヌギのドングリはまだ結実させていないけれど周囲のクヌギと比較すると来期は期待が出来そうかも…。また真夏日に戻って、林内と言えど刈り払い作業も楽ではない。


何処も同じ秋の憂暮れ

2014-09-16 | 感じるままの回り道

Photo_2 タラノキと山ウドが開花した。これでようやく採種できそうである。

 タラノキは十年前に1本だけ見つけ「繁殖用母樹」の看板とロープを廻らし保護し、数年がかりで開花させた。その後、徐竹地など日当たりの良くなったフイールドに多くの幼樹が見られるようになったのだが、背が伸び容易に確認できるようになった頃から荒らされるようになって枯れ死する樹も出、繁殖用母樹まで採取される始末になって、それ以後は秋の刈り払い時に刈りはらってきた。Photo_3

 そうとは言え、昆虫に花粉を、小鳥に種を提供できる樹種に変わりなく、拠点に10本ほど移植して最初の開花である。ここも荒らされるのであるが開花結実株を絶やす訳にもいかない。

 ヤマウドも同じような憂目にあっており、拠点に5本ほど移植したのが開花した。山ウドはタラノキほど目立たないけれど、以前会った 山荒氏は「この頃は減りましたよ」とかいいながら小指ほどの新芽を採りつくす感じで採取していた。「何処も同じ山荒氏」である。