トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥浚い

2014-09-12 | 水辺環境の保全

Photo  トンボ池と泥水池の泥浚いを実施した。真夏日が戻りすぐに衣服が汗びっしょりになる。

 越流を起こされ池の破壊をもたらしたくないから分水させ流入制限をかけているが、それでも土砂は堆積する。この夏は漏水撲滅が効果を上げ、干上がる事態が起こらなかった。その分、堆積土の掘り出しが遅れたが冬をひかえて越冬用に深みを用意しておく必要がある。Photo_2

 今なら泥浚いで失われた生物量も冬までに回復出来る可能性もあるから涼しさを待っての作業は出来ない。掘り上げた泥は堤の成形に用いた。見回りで歩く部分を主に泥を置き通路幅を広げ、なおかつ堤の高さを上げる。

 トンボ池も泥水池も長柄のジョレンで泥を掬い上げると数匹のドジョウも上がった。昨季にはなかった事態で、サイズもまちまちだから、いよいよ双方の池での繁殖が確実に思える。