巡回でひょうたん池に立ち寄った。羽ばたき音をさせ大型トンボがとどまっている。産卵しそうなので顔をシマダラカに喰われながら、潰す動作も出来ず待ってたら産卵を開始してくれた。
サラサヤンマと思ったのだが胴体がスマートだ。翅は着色しているし全体に青みがある。図鑑対照で前胸の紋様からルリボシヤンマ
ではないかと思ったのだが「ヤンマ科」には良く見る特徴だ。
眺めていた時の印象では腹部末端の黄色の環状色の幅が広いようで目立った。この特徴で図鑑対照して似たトンボは「ヤブヤンマ」に思え、生息しているから「そうかも…」。でも側面の感じが異なる。
満水位から10㎝程水位が下がり、下がった部分の湿泥に産卵している。翅の羽ばたき音が大きかったが、翅縁の疲労によるものだろうか…。トンボの種類も数も減ってきた。トンボ類にとっては晩秋の気配である。