トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

野生の生き様

2014-09-07 | 小父のお隣さん

2   水路に覆いかぶさった草を刈っていたらヤブミョウガにアゲハがいた。見るも無残な姿で「良く生きている」と思わずにはいられない。刈り進むに従い飛び立ったが飛翔能力の弱体は明白で1mも飛翔できずに降りた。

 8月の後半から昆虫のうらぶれた姿が随所で観察される。水面に浮かぶトンボも多いし、蜘蛛の巣に遺骸も目につくのだ。謳歌したであろう夏も去り役割を果たした結果なのだろうが、こんなところでも秋の訪れを感じるこの頃である。

 このアゲハ、片側だけ白紋が残っていたからモンキアゲハなのだろう。この状態になるまで良く生き残っていたものだと感心する。