トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒガンバナ咲く

2014-09-09 | 感じるままの回り道

Photo

 ヒガンバナが咲いた。例年、花を見る場所の全てに花穂が上がってきた訳でもなく、泥水地の法面のこの花だけである。

 今は9月の第二週目、例年だともう少し遅かったような気もするのだが多少の事はどうでも良い。既に白露は過ぎたのだし咲いてもおかしくは無い。

 ただ栗の実りも1週間以上早いような気もしているので「ヒガンバナお前もか!」と思った次第。


*名月や…ああ冥月や

2014-09-09 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

   用足してしばし眺めし夜半の月   用足してしばし眺めし軟な倅

   網戸越し涼風落とし月はゆく    網戸越しかみなり落とし看守行く 

   賽の目に切られて網戸のお月様   賽の目 に切られて網目の外れ券

   窓開けて寝れば冷気も腹の上    窓開けて寝ればシマカは腹の上 

   蚊で寝れぬ月の光は痒み止め    蚊で寝れぬ肌の光は痒み止め

   むら雲も名月立てる脇の役     むら雲の名月隠す糞悋気