8月中は水辺で造成、9月は刈り払い作業が続く。郷里にいた頃、農作物の収穫があると「芋ばっかり」とか「カボチャばっかり」とかの食べ物が続いた時がある。「ばっかり食」と言い、今では考えられない食形態だ。
それでも、スイカや甜瓜、プリンスメロン、トウモロコシなどの収穫期は好きなだけ喰って遊んでいたから、今となってみれば「うらやましい」豊かさ?だったように思う。
フイールド の作業も一旦始めると一通り終了するまで同じ作業が続くが、これは一段落させるまでの必要なサイクルでもある。短期のサイクルと季節ごとのサイクル、年ごとのサイクルが組み合ってくるが、予定を立てなくてもフイールドの様子で判断する。
今日の刈り払いは、フユイチゴ群落のある疎林を行った。ヤブマオなどは腰の高さまで伸びているが、一頃よりずいぶん草勢が弱まった。地表面から15㎝程の高さで刈り払うのだが、これはフユイチゴを刈り残すためだ。これで初冬にはフユイチゴで満たされるだろう。