トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

気持ち悪いーっ!

2018-06-11 | 遊び子は
 今年も棚田の田植えにボーイスカウトの子ども達が体験に来た。カブ隊、ビーバー隊を含め親子総勢50人近くだったから今まで最大の人数となった。
 ボーイスカウトに入隊希望者が減少し隊員が少なくなっている話は伺っていたから、入隊児発掘に精を出したと思われる。

 棚田3枚に植え付けしてもらったが、二枚に関しては経験児なので手際が良く順調に進んだ。しかし初体験のグループは年齢も就学前が多かった事もあってか、田圃に入るまでが一苦労だった。世話役から「靴を脱ぎ裸足で入ります」と指示され靴を脱いだまでは良かったが、その先が進まない。

 「気持ち悪いーっ!」「ヌルヌルするー」「足が汚れたー」と言うばかりで田圃に入らない。なだめられすかされ田圃に入ったものの「ヤゴがいたー」「オタマジャクシー」「アメンボだー」と整列もならずグジャグジャで、それでも落ち着いてからは植え方の手本を見てから田植え開始したのだ。

 それでも二人ほどが途中、度々抜けて親の処へ行く。休憩らしかったけれど、それまで何株植えたのか両手で間に合う数だった。
 親も体験者が増えたから会友共々見物しているだけで終わったけれど、何時みても子ども達の行動は笑いを誘うし「こんなもんだったか…」とため息も出たりした。我々が同世代だった頃とは雲泥の差だ。
     田植え開始 ➡  半分まで来た ➡  終盤