夏日になってしまったこの日、沢での作業でも暑く感じる。暑さになれない頃は「発熱か?」と思うけだるさが襲うけれど、今年は新型コロナのせいで更に警戒をしてしまう。それでも自宅でゴロゴロするのも雨期を控えていてはそうも出来ず、先日に作り終えた透水壁と杭と掛け矢を積んで出かけた。
建設当初からの丸太の砂礫止めと杭を外して新たな杭を打つ。ここに透水壁を設置したのだが平行ではなく角度を付けたのがミソである。上側の透水壁は増水時に流れ寄せる砂礫を取水升から逃がす役目があり、奔流ともなれば大方は左岸を通り過ぎてくれるだろう。それでも透水壁を通過した水は取水升へ達するはずだ。二段目の透水壁は脇を流れる本流部に埋めた丸太に添い流れ寄る水を通す。通常水量ではここがフイルターの役割だ。
番線を忘れたので杭と透水壁を固定できず終了としたけれど、もう一日かけて更に上の部分の右岸に丸太を据えて護岸作業を施さねばならない。ここまで行えば当座の大仕事は片付いたも同じだ。
従来の構造 ➡
透水壁二段式の設え
建設当初からの丸太の砂礫止めと杭を外して新たな杭を打つ。ここに透水壁を設置したのだが平行ではなく角度を付けたのがミソである。上側の透水壁は増水時に流れ寄せる砂礫を取水升から逃がす役目があり、奔流ともなれば大方は左岸を通り過ぎてくれるだろう。それでも透水壁を通過した水は取水升へ達するはずだ。二段目の透水壁は脇を流れる本流部に埋めた丸太に添い流れ寄る水を通す。通常水量ではここがフイルターの役割だ。
番線を忘れたので杭と透水壁を固定できず終了としたけれど、もう一日かけて更に上の部分の右岸に丸太を据えて護岸作業を施さねばならない。ここまで行えば当座の大仕事は片付いたも同じだ。

