
とは言ってもサンコウチョウやオオルリが最初から鳴き声を聞かせていた訳ではなく、近くで姿も見られるのはここ数年の事なのだ。今日も水見回りの頭上でサンコウチョウが鳴いている。鳴き声の方向から周囲に三羽は居るに違いない。頭上の一羽はタブノキにいた。姿を認めても撮影できる機会が無く、カメラを構え気長にチャンスを待った。フレームに入ったと同時にシャッターを押したのだが像は流れてしまって影すら分からない。この個体の尾は体長の二倍ほどは無く、体長よりやや長めの個体だった。鳥類は視認できても明確に撮影出来たことは一回もないから、普段はカメラなど向けないのだが「浮気はいけない」という事だろう。