トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

Mummy!今度のご馳走なーに?

2020-05-14 | 小父のお隣さん
    「素敵な彼だった・・・」

念願かなってクチボソ放流!

2020-05-14 | 水辺環境の保全
 カワセミの採餌用として集落の母川からアブラハヤを釣り、百匹を超える数をに二年度に渡って移し、モロコ1kgを数年前に放流してみたものの繁殖の兆候はなく糠瓶でも個体確認は取れなかった。一頃、アオサギが毎日のように飛来採餌していたからその影響もあろうけれど羽毛を散乱させ脚だけ残っていた以降、姿を観ていない。
 もともとアブラハヤやモロコの生息環境には適していないのは認識していた。しかし先日の事、S先生を上の池に案内した折に水面近くのイネ科植物が生えている中で10㎝程度の魚体を何回も震わせているのを発見した。背びれや動いた波紋で3匹は居たはずである。これは間違いなく産卵行動に違いないと確認したものの魚種は不明のままだった。

 これならクチボソは繁殖するに違いないとS先生の伝手を頼って当地在来種という貴重種を27匹放流できたのだ。合わせてスジエビ10匹も放流した。50φの管径で送られてくる毎分20ℓ程度の水頼みの池や泥水池ではあるけれど、小生が水道を維持できている間、いまの生物種は保たれるだろうし、今回クチボソが入ったことでカワセミの飛来が多くなると妄想する。クチボソの繁殖期はこれからだろうから順調に事が運べば今期の産卵も望めなくはないだろう。「爆発的感染」いいえ「爆発的繁殖」でいわゆる「湧いて」欲しいのが目下の妄想最優先事項だ。
 ついつい「湧いてイスタンブール・・・」とまあ、お決まりのスカタン爺となる。

 さて数匹は自宅で飼育繁殖させたい誘惑大なるものがあったものの、現段階では池の個体数が大事なので小生の小事などは引っ込めざるを得なかった。いくら自己管理、自己判断とは言え大局まで見失っては一巻の終わりでバラエティー風なら「移す価値無し」なのである。しかしである、放流を急いだ結果、掌に乗せシゲシゲと眺めなかったのは惜しまれる。クチボソの魚体など少年期以降、触れていないのだった。