放っとけぬ 亡き雄の由は 嘘の故
憂き事ばかり 君が危増さむる
ほととぎす 鳴く峰の上の 卯の花の
憂きことあれや 君が来まさぬ (8・1501 小治田廣耳)
反故の山 奥を遮る 不埒者
暴いていかむ 世の人のため
多祜の浦の 底さえにほふ 藤波を
かざして行かむ 見ぬ人のため (19・4200)内蔵縄麻呂)
知れず散る 信に仕えし 駒桜
お上の身垢と 恨みつるかも
風に散る 花橘を 袖に受けて
君が御跡としのひつるかも (10・1966)
お上刺す 豊中野行き 標地行き
無宿は見ずや 上が袖振る
あかねさす 紫野行き 標野行き
野守は見ずや 君が袖振る (1・20 額田王)
【 師、講評で曰く…】
・ 政を為すに独を以てすれば、譬えば 隠蔽改ざん至る所に降りて、省生之に共うが如し (偽政第二)
・ 其の以す所を視、其の由る所を観、其の安んずる所を観れば、人焉んぞ廋さんや 人焉んぞ廋さんや (偽政第二)
憂き事ばかり 君が危増さむる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0070.gif)
憂きことあれや 君が来まさぬ (8・1501 小治田廣耳)
反故の山 奥を遮る 不埒者
暴いていかむ 世の人のため
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かざして行かむ 見ぬ人のため (19・4200)内蔵縄麻呂)
知れず散る 信に仕えし 駒桜
お上の身垢と 恨みつるかも
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君が御跡としのひつるかも (10・1966)
お上刺す 豊中野行き 標地行き
無宿は見ずや 上が袖振る
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野守は見ずや 君が袖振る (1・20 額田王)
【 師、講評で曰く…】
・ 政を為すに独を以てすれば、譬えば 隠蔽改ざん至る所に降りて、省生之に共うが如し (偽政第二)
・ 其の以す所を視、其の由る所を観、其の安んずる所を観れば、人焉んぞ廋さんや 人焉んぞ廋さんや (偽政第二)