トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ショウジョウバカマ咲いた

2018-03-11 | 小父のお隣さん
        
 「ショウジョウバカマが咲いたよ」と、遅い御出勤で拠点へ上る途中、既に棚田の手入れを終え帰る途中のOさんから教えてもらった。不覚だった。
 例年なら見逃す事無く水見回りや拠点に上がった折々に確認していたのだが、今期は度重なる水源地の復旧や駐車広場の手入れで頭が回らなかった。腰はとうに曲がり難いしストレッチもしなければと、決して歳のせいでは無いのだが、この失念した症状は馬鹿間に近い…。

**恒因矢の如し

2018-03-11 | 大震災
      津々浦にあまたある宅七回忌
                更地のままに人も戻らず

      あの日より限界集落なりわいは
                高齢の民か細き結よ

      戻り来ぬ日々を収めた胸の内
                津波と言えど呑むは叶わじ

      刀折れ矢は尽きるとも陸奥を
                拓いた祖霊の血潮脈々

      あの時は阿修羅と狂うこの海も
                素顔は豊穣無尽の宝庫

      明るい未来の原子力八百八町に八百万年
                安き事無き未来もたらし

      我が郷土帰還絶望区域でも
                いつの日子孫原野開拓
             


送水が滞って…更に完全断水

2018-03-10 | 水辺環境の保全
 啓蟄の日の朝、24時間雨量93mmの出水で取水地の環境が損なわれ吐水量が減った。先送りできない事態なのに想定はしていても当日は準備の都合で無理。とりあえず流路の整備用の三本鍬と取水升の砂泥を浚うためのプラ鉢を携え出かける。

 案の定、取水升は砂礫で埋まり、取水路の水流は流路を曲げ流れている。おまけに谷止工を施し取水部の河床が下がらないようにした段差工の核心部が底抜けしている。底抜け部は資材や道具を車で運ばねばならず、とりあえず出来る「取水升の掘りだし・泥浚い」と「取水路の復旧」を行った。

 取水升内部の吸水口まで砂泥が堆積していたから送水管内には沈砂部が何か所も発生しているはずで、取水升にオーバーフローする程の水量を戻しても送水量は復活しない。エンジンポンプで圧送30分以上送水しないと排砂は出来ず送水量の復活は無いのである。

 ともかくエンジンポンプでの圧送を皮切りに谷止工の作業が舞い込んできた弥生であり「いや栄」の春である事よ…。

 取水升埋没 ➡  取水復活       底抜け部の谷止工は後日だ

 7日、8日と不順で作業出来ず9日朝までの24時間雨量150mmで完全断水となった。一旦は流路を回復し取水升も清掃したけれど元の木阿弥で、更なる河床の荒廃が起こっただろうことは想像するまでもない。今日も思わしくない空模様のようだが水路復旧くらいは行いに出かけるか。
 まあ、徒士々山だもんで尻に火がつき川辺に向かう、てなもんや三度笠!。

こんな別品見た事無い!…

2018-03-09 | 小父のお隣さん
 二回目になるか、続いての春一番の来襲で、今回は一夜にして150mmの降雨、これはレッドラインを越えている。
 前回の氾濫の後始末も出来ぬままに更なる降雨量に見舞われ、確信をもって腹を決めて水見回りに行った。いかずとも結果は承知なのであったが、かわずの卵塊に遭遇した。

 棚田の上の棚、二つ池を廻っていた時、池に卵塊を見つけた。先日の春一番降雨時に見た卵塊と同じなのである。数えてみるとゲンコツ二つ分の大きさが12個あった。他の水域をも探したが見つからず、水流が停滞気味の浅瀬を選んで産卵したのだろうと推測した。
 水に濁りがある事と、濁っていなくても水面の反射で写し難い水中の被写体では何枚撮影しても結果は同じ。

 もう、何を隠そう「ニホンアカガエル」の卵塊に間違いは無いだろう。周囲でシュレーゲルアオガエルの合唱も始まったが、卵塊も産卵期も異なる。
 姿は見ていたし、数年前は盗まれたものの卵塊一つを確認している。二桁の数では全卵持ち去る馬鹿もいないだろうが安心はできないのが「山荒氏」の性根なのだ。
 啓蟄の日に保護した卵塊はフイールドに戻しても良くなったのかもしれないが、里親で無くなるのも寂しさ半分である。

 懸念はもう一つあって、今回の出水で水源池が荒れ断水してしまった。数日程度なら干上がらないけれど復旧へ尻に火がついてしまった。

93mmの降雨で越流多数…

2018-03-09 | 小人閑居して憮然
 6日、24時間雨量93mmを記録した。前回はこの半分であったが分水池の放流路に支障が生じたままだから越流の恐れがある。

 何はさておき巡回したが、泥水池畦数か所で越流、上の棚の棚田の温み池で越流、棚田の冬に拡幅した堤と畦で越流、分水池放流路で越流、と眩暈がする量だった。どこも懸念していた部分なので放置していた結果でもあるけれど凍結期には作業は困難だ。春になり水辺の補修と植樹の植穴掘り、水源地の谷止工と一挙に作業が回ってくる。

 棚田周りから上部は隣接グループの管轄で担当範囲ではないけれど、80代半ばのM氏一人に任せておく訳にも行かず、了解を得ながら手を出している。上流部が崩壊すれば泥水池はひとたまりも無く壊滅し復旧は難しくなる一方なのだ。
 今回の見回り中、M氏が棚田の清掃をしていたからお節介する旨の了解をとった。M氏も水辺に境界は設えない事は承知で「一体な物」として認識されているから有難い。

 水系の最上部、命の水吐水部の水量が大幅に減っている。水源地の確認と復旧も必要になった。こうなると「おおごと」になるのは嫌でも理解する。
 温み田  棚田堤  泥水池  放水路

出来るかなムーミンハウス 3(階段編)

2018-03-08 | 何よりの楽しみ
 柱を立て二階の床まで設置出来たものの階段の位置が決まらない。家の裏手開放部から見て右にするか左にするか散々迷ってしまった。
 階段の位置は台所とストーブの位置に大きく影響する構成物だがストーブの位置は煙突の位置からして極端に動かせない。機能的に判じても建物中央部にあるのが理であろう。その結果、コンロ、台所も芋蔓式について回る。

 つまり階段の位置を先に決めても不十分、台所を先に決めても不十分で、つまるところは「折り合いをつける」しかないのである。それも生活上の動線としても、ままごと遊びの使い勝手や見栄えとしてもで、「こうするべきか、ああするべきか」ハムレットの立ち位置は巨匠の作品でなくとも体験可能なのだ。
 骨組みを前にして「ああすれば…こうすれば…」と妄想では埒が明かぬ。階段になるブロックを置きかえながら床に台所の線を画いてみる。オープンキッチンでなく壁が欲しいから遊びの妨げになる様な位置関係も拙い。

 この段階で妥協が不可欠となるのが理解できた。単なるハウス模型として作るのではなく、フェギアで遊べるドールハウス制作なのだ。「フェギア」の参入を明確に意識する事で室内構成の覚悟が定まった。「一階に浴室・トイレは配置しない」と言う事で、これで階段と台所の位置きめが楽になったのである。

 ここで二階と天井裏の床強度に不安が出てきた。円筒形建物の半周は柱のない外壁開放部になる。これでは床の支えは「片持ち」状態になるから、子どもの扱いを想像すると「弱い」のは想像できる。
 そこでもう一本、柱を追加し強度を上げる。この位置に「二階への昇降階段と台所を設置する」案がようやく定まった。これで階段のブロック加工を行えた。柱と接する部分が出来るので外壁柱の位置が決定しないと内部の位置も決まらない。

 階段の位置が決まれば床に穴を開けるだけで、二つの階段の設置場所が決まり床に穴を開けたら随分と家らしく見えるようになった。
 階段ブロックの制作    階段の切り出し 

          左側、柱が欲しい  ➡   柱を加え昇降口を開ける

 階段の収まりがつき、昇降口を開けた。このままでは不自然でもあるから開口部に手摺を取り付ける。杉材、ヒノキ材しかなく細くカーブした形状では、どのように形取りしても木目の脆弱性が出てくる。
 版木のホウの木を利用すればリスクは減るのだが価格300円程度と買い物に行く骨惜しみをしたため予想通り取り付け時点で割れてしまった。全ては自分の身に降りかかる。

           手摺取り付け位置を決める  ➡   取り付け終了

芋蔓式でも泥縄式でもいいではないかい…

2018-03-07 | 今日は真面目に
 先日、駐車場広場の表流水誘導の水路、と書くより「みずみち」と書いた方が適切だろう少々窪ませて沢に誘導する設えをしたのだが、既に浸食され窪んでいた部分の堤にしたヶ所の盛り土が不足していたのが、先日の一晩50mmほどの降雨量で判明したから、次の降雨の前に再度、採土して堤になる部分を太らせた。
 周辺に適切な採土場所など無いので高い部分やブルで整地した肩の部分から少しづつ土を集めての盛り土である。そろそろ植樹を開始したいし、水辺の補修も行いたいのだが老体身ひとつではどうにもばらない。孫悟空の様に分身の術を使えるが頭部に毛が無くなった今日では無理である。
 まあ、腰を傷めぬよう、怪我無きよう、心がけて遊ぶだけだ…。この日の成否は降雨の後に確かめる。

 ここに再度、盛り土する   ➡   結局は10m程必要だった

*冬将軍の頃

2018-03-07 | 感じるままの回り道
           障子戸を孕ませ啼かす寒夜かな

           寒月のあかりに走る寒太郎

           雨音と紛う落ち葉の昼下がり

           温き床寒夜の幸に身を伸ばす

           風神の近所噴き去る闇寒し

           あちこちに夜木枯らしの感嘆符


ニホンアカガエル?の産卵

2018-03-06 | 小父のお隣さん
 24時間降雨量93mmほど、これくらいだと水辺に被害が出ている可能性があり、何をさておいても水見回りだ。被害は別の記事に譲るがサプライズがあった。水辺でなく陸上にカエルの卵塊があったのである。
 卵塊の形状からヒキガエルでは無くアカガエルのそれと判断したが、間違っていてもどうと言う事もなく小生個人の認識だから構わない。

 場所が場所だけに水中に戻そうと思ったものの「まてよ!」と思ったのは、数年前に泥水池1に産卵があったのだが数日も経ないうちに足跡だけ残して消えてしまった過去がある。これでは水に戻せない。結局は自宅に持ち帰り孵化するまで管理する事にした。
 1卵塊にしては大きいと思ってみていたが、掬い取りバケツの水の中に浮かべたら2卵塊に分かれた。小生の扱いが悪かったのか判然としないものの、1卵塊が握りこぶし大だから2卵塊なのだと勝手に判じる。

 すぐ上の兄のフイールドでのニホンアカガエルの産卵は1月下旬に始まり、すでに孵化した卵塊もあると言う事だったから当地では「遅い」に違いないが、それよりも産卵場所として寄り付いてくれた事実の2例目なので、これはサプライズでなくても嬉しい。

 さて、「何故、陸上だったのか?」については、夜間の降雨中たまたま水溜りが出来たためだろうと推測した。周辺も巡回しながら卵塊を探したが発見できなかったが、ウグイスのさえずり始めが聞かれた。毎度のことながら「お前、ウグイスか?」と言いたくなる稚拙さである。

    陸上に産卵された      自宅で孵化するまで保護する

池の魚、動き出す…

2018-03-06 | 小父のお隣さん
 二月末から池にメダカが見えるようになった。それと前後してドブガイとカラスガイ、マシジミが外殻を砂底から一部を見せるようにもなってきた。これで「無事越冬したのだ」と理解できる。

 マシジミ1個とカラスガイ1個が全体を露出させていたが、これは既に絶命した個体で、どういう訳か水中に全身を現す事が多い。越冬期間中に給餌を停止していたわけではなく、植物性乳酸菌、乳酸菌錠剤、豆乳、ヨーグルトの用器を池で洗う等々しつつエネルギー供給は間歇的に実施していた。
 試みに「青汁パウダー」一包を散布したりしていたのだが、この効果は分からない。ミドリムシ粉末が貝類の餌に良いのではと思いつつ100g1万円程度の価格では手を出しかねている。

 メダカの姿が見えるから給餌を開始し始めたが、給餌後しばらくすると水底にタナゴが姿を現してきた。越冬中に魚類の給餌はしなかったのだが魚体はふくよかで元気そうである。今季は産卵してくれそうな予感、というより希望的観測が頭をもたげるけれど、今までの様に池内孵化は断念し水槽で孵化を待つことにする。

 今まで産卵期に産卵管を出した魚体は複数いたのだが孵化体は一匹も確認できていない。稚魚かと思い水槽で確認飼育しても全てがクロメダカだった。クロメダカの稚魚が生育できるからタナゴの稚魚も生育できる環境だと思いつつ「水槽孵化」の成績が抜群なのを聞くと小生も試みなくてはならぬ。
 さて、その産卵期だがタナゴ群を観察している限り、現在のところ産卵管は見えないし貝周辺をうろつきまわる行動も無いのだが準備だけはしておかなければと気がはやる。
 水温7度ほど        越冬できなかったカラスガイとマシジミ

出水したが様子はどうだ…

2018-03-05 | 水辺環境の保全
 春の嵐で一夜にして50mmほどの降雨があった。過日、補修しておいた水系の具合を雨上がりに確認に行った。
 駐車場脇の滝壺と流れ出る部分へ施工した杭列と段差工は問題なく、滝壺からの流出部に施工した杭列には落ち葉などが絡み水位を20㎝ほど上昇させる効果があった。その下流部、浸食防止の大石投入部にも流下物が絡まり滝壺の水位を助けていた。これで壺に落ちる水流で洗掘される度合いは減少されるだろう。

 分水池の堤は越流が無かったが分水路の先端部で先般行った埋め立て土砂のこぼれ落ちたのがまとまり仕切り状になって排水を妨げる状態だった。さすがに放置できないので浚うしかないけれど、道具を持ち合わせなかったから次回にまわす。

 駐車場に穿った排水路も機能していたが、窪みの大きかった部分は盛り土が不足で越流寸前だった。越流されれば堤を失い元の木阿弥になる。ここも更なる盛り土が必要だ。
 林道部から駐車場に流れ込み表土を侵食する表流水の全てを阻止出来ていないが、この部分の全てを阻止するには更に水路を2mほど移さねばならず、傾斜の関係で駐車場の使い勝手が大きく損なわれてしまう。「あっちを立てればこっちが立たず、山のお爺も役立たず…」だーい。

シュレーゲルアオガエル初鳴き・ヤマアカガエル初見

2018-03-04 | 小父のお隣さん
 11時ごろ、泥水池巡回のおり、かすかに鳴き声が聞こえた。耳を澄ませていると確かに鳴いている。鳴き声のする方向は上の棚のようだけれど探したところで姿を見つけるのはまず不可能なシュレーゲルアオガエルである。
 当地14:00の気象情報では22℃まで気温が上がったが、それより3時間前では20℃未満だろうか。測候所は市街地、鳴いたのは谷地だから数度は気温差があるだろう。ともかくもカエルの鳴き声を聴いた。弥生である事を実感する。

 一方、駐車場の補修で採土していたらカエルが出てきた。腹部が膨満して越冬前の姿そのままで驚いた。もう少しゲッソリと痩せこけていると思っていたから…。
 種類は採土していた環境から「ニホンアカガエル」ではないかと推定しているのだが、素人の小生では「タゴガエル」と区別がつくはずもなく、林内で見ればタゴガエル、平地ではニホンアカガエルと申し開きするだけだ。間違ったところで個人内差の事象だから納得していればそれで済む。

 ニホンアカガエルとヤマアカガエルの区別をすぐ忘れてしまう。兄から電話があった時も判断できなかった。今回は写真とネット情報を照らして「タゴガエルでなければニホンアカガエル」とした。ヤマアカガエルは体側線が耳のあたりで外側に出ていく違いがある。まあ、明日には忘れているだろう。朝食に何を喰ったか覚えてもいないのだから…。

                 

採餌の跡かもしれない…

2018-03-04 | 感じるままの回り道
 ここ何回か水回りに行くと泥水池がドタ濁りになっている。猪かと思ったりしたが池の全てが均一に濁っているから猪の行動では無い。

 そこで思い出したのは数年前にコガモの群れが上の池に飛来していた事があった。おそらく渡りの途中で立ち寄ったのだろうけれど、今回も種類は確認できないが水鳥の群れであろう。泥浚いが遅れアオミドロやシャジクモなど藻のコロニーが随所にあったから食べて行ったのだと推測した。
 しつこい水田雑草として繁殖するチゴザサかコブナザサの類も越冬株があったから、これも餌の対象になったかどうか、水が濁っていては分からない。

 食痕としてもう一か所、これは水鳥が餌食になったのではないが猛禽類なのか四足によるのかは不明な食痕があった。この灰色の羽毛を残し命の糧になったのは鳩類なのかどうか、これも小生には判りかねるが、まあ、営みは粛々と続いている…。小生的には食物連鎖が続いている事はOK牧場なのだが誰もこんな事は気にしない。


出来るかなムーミンハウス 2(骨格編)

2018-03-03 | 何よりの楽しみ
 さて、いよいよ建物本体の制作開始だ。これが済まないと家具調度品や雰囲気形成も出来ない。大まかでも設計図、と言うより見取り図的なものがあれば加工も早いと思い禿げ頭を絞ってみたが鉢巻はすっぽ抜けるし脂汗が出るだけだった。そう、小生は脂性なのである。だからか若年性頭頂部薄毛になったのだろう。

 まあ、言わなくても良い事には触れずに見取り図の件に戻ると、やっぱりできなかった。外形寸法だけをグラフ用紙に落としただけでお終い…。おおむね小生の細工は脳内設計図で作ってしまうのだ。早い話が「出た所勝負」いわゆる「成り行き」なので詳細な図面を画いても「絵に描いた餅」ならぬ「図を画いて無駄」になるのが通例。

 今回も柱の位置や家の裏の開口部をどうするかでハムレットの心境そのもの。土台は決まっても「階段」や「台所」「ストーブ・煙突」の位置関係が決めにくかったのである。紙の図面上では実感が無く、基礎台の上に鉛筆で書いてみたけれどしっくりしない。
 そこで階段になるブロックを置きながら台所の位置や向きを検討した。ネット上にある画像からヒントを得ても、それが小生の胸に落ちる訳でもない。同じものを作るのではない齟齬・こだわりがある。

 まあ、すったもんだの挙句、細部は後回しにし部材を加工、柱を組み上げて見るまで到達した。フェギアを入れるにしても50mm程度の寸法になるだろうが室内の高さは十分でも面積が狭い感じがする。
 実生活の場所では無し、そこは我慢なのだが「木aワーカー」としての沽券やプライドがある。まあ、ほこりは最初から最後まで尽きる事は無いのが木工であり、仕上がりをよくしようと思えば更に粉塵にまみれ「ほこり高き男」でいられるが、それも作品で遊ぶおチビちゃんをみれば「ほっこり」するから逃げられない。「誇り高き生き様」も「埃まみれの生き様」も諸行無情に変わりなく「色即是空 空即是色」に同じある。

 まだ屋根の骨組みは着手していない。ここは一階二階の室内と外壁を仕上げてからになる。日本家屋の様な屋根葺きでないから塩梅が分からない。ここも作りながら修正しつつまとめるしかないだろう。
 出来上がり正面からは家の形だが裏に回れば外壁が無く「ドールハウス」そのものである。とは言え部屋の一面を取っ払って調度品や構成を楽しませる「ドールハウス」と言うより「ドールルーム」に近いそれらに比べると結構大儀な工作になってしまった。
 出来終えるかムーミンハウス?!。ホント、出たとこ勝負の始まり…。

 部材を用意した  ➡  正面玄関になる面    裏開放部になる面

見よツクシ

2018-03-02 | 小父のお隣さん
 拠点から帰る途中の原っぱでツクシ1本だけ見つけた。タンポポ原っぱにはまだ遠く、ようやく落葉の間から葉の緑をのぞかせてきた段階である。
 ツクシ1本見つけた事で荷物を置いてから少しばかり探し歩いたけれど他には見当たらず、オオイヌノフグリやホトケノザが満開になっており少しばかりの骨休め…。

 周囲には紅白数本の梅の開花樹があるけれど、小生はしげしげと眺める対象感覚が無い。