「ハザード・ラボ」Hazard Lab.という地震予測情報サイト※が開設されてほぼ一ヶ月。毎週、火曜日と金曜日に予測情報が発表されている。
http://www.hazardlab.jp/know/news/
昨日(11月9日)、「ハザード・ラボ」の最新予測として、北海道北方に「M6以上」の地震が起きる可能性が発表された。11月6日からは、東北・中部・関東方面に「M5クラス」の予測が発表されていたが、この予測は、昨日福島沖を震源とするM5.5の地震が起きたことで、「適中」したと認められる。震度予測は「M5クラス」と「M6以上」の二種類だから、北海道北方沖の「M6以上」という地震予測は、もしかして巨大地震なのかも知れず、今週中は要注意だろう。
「ハザード・ラボ」の予測方法は、電離層に反射する性質を持つFM電波が、大きな地震発生時には異常を示す特性があることから、それを利用して地震を「予測」するというもの。地震の「予知」ではなく、「予測」と言っているのは、地震学者の取り組みとは区別するという意味合いがあるのだろう。
日本の地震研究は、東大を中心とする旧帝国大学だけで行われてきた。電波の異常を検知して地震予測するという手法は、電気通信大学(国立)の研究グループによって開発されたもので、地震学の立場からは「邪道」と見なされていた。
本サイトの立ち上げには、オリックス生命のバックアップがあった。保険会社は地震保険を取り扱う関係上、研究グループとの協働が可能になったようだ。サイトには次のようにかかれている。
本サイトで公開する「地震予測情報」は、あくまでも「参考情報」であり、的中率などを保証するものではありません。
本サイトは地震リスクへの備えや防災意識の向上を目的として防災に関する情報を提供してまいります。
いきさつはどうであるにしても、信頼性の高い地震情報が一般に公開されたという意義は大きい。このサイトで「M6以上」の予測がなされたときは、くれぐれも注意するべきだろう。
http://www.hazardlab.jp/know/news/
昨日(11月9日)、「ハザード・ラボ」の最新予測として、北海道北方に「M6以上」の地震が起きる可能性が発表された。11月6日からは、東北・中部・関東方面に「M5クラス」の予測が発表されていたが、この予測は、昨日福島沖を震源とするM5.5の地震が起きたことで、「適中」したと認められる。震度予測は「M5クラス」と「M6以上」の二種類だから、北海道北方沖の「M6以上」という地震予測は、もしかして巨大地震なのかも知れず、今週中は要注意だろう。
「ハザード・ラボ」の予測方法は、電離層に反射する性質を持つFM電波が、大きな地震発生時には異常を示す特性があることから、それを利用して地震を「予測」するというもの。地震の「予知」ではなく、「予測」と言っているのは、地震学者の取り組みとは区別するという意味合いがあるのだろう。
日本の地震研究は、東大を中心とする旧帝国大学だけで行われてきた。電波の異常を検知して地震予測するという手法は、電気通信大学(国立)の研究グループによって開発されたもので、地震学の立場からは「邪道」と見なされていた。
本サイトの立ち上げには、オリックス生命のバックアップがあった。保険会社は地震保険を取り扱う関係上、研究グループとの協働が可能になったようだ。サイトには次のようにかかれている。
本サイトで公開する「地震予測情報」は、あくまでも「参考情報」であり、的中率などを保証するものではありません。
本サイトは地震リスクへの備えや防災意識の向上を目的として防災に関する情報を提供してまいります。
いきさつはどうであるにしても、信頼性の高い地震情報が一般に公開されたという意義は大きい。このサイトで「M6以上」の予測がなされたときは、くれぐれも注意するべきだろう。